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ニャンコ座リポート
怒りの効能 (3/17)
2024年03月17日
テーマ:テーマ無し
今日はファーチレに行くわよ。昨日も練習だったのだけれど、色々な意味で二日続けては無理なので、今日行きます。昨日夕方からひどくこわかったんだけど、はってでも行くわ。オケもソリストもそろいます。ズキズキワクワクです。これから天気が荒れるようですが。 2月末の大雪で、庭はまだ白いのですが、待ちきれなくて、モクレンの下あたりにフキノトウが出るはずだからと、氷状態の雪を払い、枯れ草をのけてみたら「いた〜〜〜〜っ」。もう1週間もしたら、フキノトウ味噌が食べられるでしょう。 新聞に「叱ることは科学的には効果薄」という記事がありました。まったくその通りだと思います。叱られたら恐怖や不安を感じ、一刻も早くその場を逃れたいので、やめたり謝ったりはしますが、学びにつながる力は鈍くなると。 叱る側は快感を得られるらしく、処罰感情が満たされて、ドーパミンが分泌されるそうで。ドーパミン、そうだ、何かに怒ると元気になるのはこのせいなのです。誰か、私のために叱られてください。 片づけをしていて、4年生で転校したての時、とある男子に怒りが爆発したことがあります。I.N.君です。彼は、表紙がベートヴェンの音楽のノートを、机の上からサッと持っていってしまい、ニヤニヤと返してよこした時は、1滴唾が載っていました。ひどく腹が立って、その唾を彼の服になすりつけました。彼も怒って、私に唾を吐きかけました。私はそこで、腕力ではかなうわけなし、唾合戦をするなんてみっともないので、全然平気なふりをして、以後完全に彼を無視しました。いつ頃までそうしていたかは忘れましたが。 卒業と同時に転校して、会うこともなく、でも結婚式には来てくれました。もちろんにこにことあいさつしましたが、私は一生この恨みは忘れません。彼は全く覚えていないでしょうけどね。でも苫小牧で大工をしているという彼に、もしも会うことがあったら、謝らせたいと思っています。 写真は6年生の修学旅行の、小樽水族館です。心なしか、私の隣の彼は、怯えているように見えます。本日のネリ心の短歌君ももう起きているのか月曜日 畑作する気まだおきずなり 秋雨は整えた髪せっかくね 乱すの嫌よ湿気と風で 「読む読む詐欺」になっていた「源氏物語」をようやく借りてきました。寂聴さんの第1巻と、大和和紀の「あさきゆめみし」の1(星)・2(花)です。バスに持ち込むには大きくて重いので、無理ですね。
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