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今日が最後の日と思えるならば 

2024年03月06日 ナビトモブログ記事
テーマ:老人愚考

老人愚考17 今日が最後の日と思えるなら、日常些事が意味を帯びる。
 「今日が最後の日と思え」というタイトルもあるし、この言葉はあふれている。
そう思えるのなら、日常些事が光を帯びるのは明らかだ。問題なのは、そうは思えないことであろう。そう思える具体的な方法を述べた本は、私の知る限りない。
 私なりの工夫は次の通り。1 新聞の死亡欄で同年輩の死を知る。2,関心のある人の死亡年齢を記録して毎日見ている。永六輔83歳、サルトル74歳など 3 死期を迎えた人の映像を見ている(これは古来からある九相図よりリアル)4 身体の老衰を観察している。今だと腎臓機能など。(中村メイコは老衰が分かるとしめしめと書いている。私にはそうは思えないが)。5 末期癌の記録(山本文緒など多数)
明日死ぬと思えば、自分の部屋も見慣れた街も、下水の音も懐かしく意味を持つてくる。
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3月7日
・朝、リハビリと診察、整形外科。先生から85歳おめでとうと言われたのはよかったが、全体の雰囲気からそろそろ死ぬ歳だからこのままでいいでしょうというニュアンスが伝わってきた。私もそう思うが、人から言われると少し寂しい。腎臓の話もしたが,整形からいうとたんぱく制限はよくない。たんぱく制限を言うのは日本だけだという。対立する説があると、自己判断しかないので迷う。
・午後から会社の役員会。リードしているので気分はよい。
・鎌倉の実朝忌俳句大会の発表で、句友が一位の実朝賞、私は没。こういう時の心理は6分は悔しい。4分は句友の喜ぶ顔を思うと嬉しいというところか。お祝いのメールをだすと不思議に悔しい感情が消える。

今日の満足度は82点。



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