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吾喰楽家の食卓

完全養殖のブリのヅケ 

2024年01月27日 ナビトモブログ記事
テーマ:男の料理

出世魚とは、成長と共に名前が変わる魚のことだが、ブリが其の代表格だろう。
私は東京の生まれだが、ワカシ、イナダ、ハマチ、ブリと呼んでいたと記憶している。
ところが、養殖したブリを、ハマチという地域もあるらしい。
近年、当地ではハマチの名前が姿を消し、スーパーでは、小さいブリをワラサと表示しているようだ。

10年間ほど単身赴任していた魚津では、ツバイソ、フクラギ、ガンド、ブリだった。
フクラギの刺身の美味しさを、魚津で覚えた。
ブリの柵を生醤油に数日漬けたヅケも、魚津で知った食べ方である。
寒ブリ漁が始まると、毎朝、テレビのローカルニュースで、水揚げ数を放映していた。

先日、スーパーの店先で、完全養殖(人工孵化)した刺身用ブリの柵を見付け、飛びついた。
買った当日は出番が無かったので、ヅケにするつもりだったが、其れを忘れた。
消費期限の当日に気が付き、慌ててヅケにした。
通常は、柵のままだが、早く食べた方が良いと思い、厚めに切ってから生醤油に漬け込んだ。

いつもは数日経ってから食べるが、今回は一日で漬かり過ぎ気味になった。
勿論、脂の載り具合で食べ頃が異なる。
醤油が染み込んだブリを肴に、飲む清酒(生原酒)は実に美味しかった。
高血圧症の身だが、偶には塩分過多でも構わないだろう。

   *****

写真
2024年1月26日(金)の昼餉と夕餉

お礼
「雄山火口蕎麦(おやまぼくちそば)」に、拍手を有り難う御座います。この場を借りてお礼申し上げます。



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