筆さんぽ

ロシヤ…しりとり歌」 

2024年01月25日 ナビトモブログ記事
テーマ:筆さんぽ

世界を騒がせているロシアといえば、子どものころ、母に教わった「しりとり歌」がある。

「すずめ・めじろ・ロシヤ(ママ)・ヤバンコク(「野蛮国」のことか)・クロパトキン……」
意味もわからず、ただ暗記していただけだった。
ところが、大人になってから、司馬遼太郎の『坂の上の雲』を読んでいるとき、「さっ!」と霧が晴れたような思いをした。なんと、あの「しりとり歌」の「クロパトキン」が登場したのである。クロパトキンは、日露戦争時のロシア満州軍総司令官であった。ということは、この「しりとり歌」は、日露戦争勝利時から流行ったと思われる。母はおそらく、ぼくの祖父に聞いたのだろう。

(「しりとり歌」のなかの「ママ」は「原文のままであること」の用語。ここでは、「ロシヤ」と表記することもあるが一般的には「ロシア」と表記されるので、教えてもらったまま〈原文〉を記した)



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