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クレセントシティの隠れたアーティスト　

2023年12月03日
テーマ：今日このごろ

今朝は結構な雨が降り続いています。昨夜のクリスマスライトのパレードではラッキーにも雨が上がっていたので、数年ぶりで見に行きました。

パレードは高校のブラスバンドとサンタが乗ったトラックくらいで、あっという間に終わってしまいました。(笑)

その後近くでアート展があったので寄ってみたら、それが凄かった！

創作者はヴァル・ポリヤニンというたぶん80歳近く男性で、当時ソビエト連邦下にあったウクライナに生まれ、周りの人が自由な意見やアートを主張して弾圧を受けるのを見て育ちました。1950年代に船舶に関係する仕事をして、船が津軽海峡を通った少し先で船から海に飛び込んで、3時間後に日本の魚船に救助され、後アメリカに渡って来たそうです。(ビデオ映像での彼のお話)

天才というのでしょうか、アートを創作する事が生きることそのものだ、というような人なのが分かります。彼は自由である事の大切さを主張し、きれいごとなアートは偽物だと言います。

私は彼の創作を一見して共感を覚えました。

彼は900点ものアートを4っつのコンテナに入れていましたが、去年立ち退きを言い渡され全部を町に寄付したそうです。

ある時、楽天的だった友人が連れ去られ監禁され、戻ってきた時には、彼の精神はすっかり破壊されていたそうです。画像の頭像はその人だと想像しました。

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