メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

吾喰楽家の食卓

真鱈の真子と人参の炒り煮 

2023年11月12日 ナビトモブログ記事
テーマ:男の料理

一般に「たらこ」や「明太子」の親魚は、真鱈ではなく助党鱈(スケトウダラ)である。
「たらこ」の場合は、真鱈の卵巣や卵で作っても「たらこ」と呼べる。
「明太子」に限っては、助党鱈に限定する業界のルールがある。
一昨日、スーパーに真鱈の真子(卵)があったので、小さめを選んで買って来た。

真鱈の真子は、煮付で食べるのが一般的だろう。
細く切った昆布などと一緒に、甘辛く煮たのを店先で見かける。
昨日は、千切りにした人参と一緒に、フライパンで炒り煮にした。
このレシピは、単身赴任していた魚津で覚えたものだが、作るのは久しぶりだ。

千切りにした人参を微量のサラダ油で炒め、あらかじめスプーンでしごき出した真鱈の真子を加えた。
煮付と異なり、固まりを解してパラパラに仕上げるのがコツだ。
頃合いをみて、清酒と少量の醤油で仕上げた。
元々は漁師料理らしく、パソコンで検索してもレシピは見つからなかった。

久しぶりに食べたが、決して絶品と言える料理ではないけど、素朴な味わいが何とも言えない。
丼飯の上にたっぷり載せて、ご飯と一緒に頬張っても美味しい。
食べながら、サラダ油の代わりに胡麻油を使うことも思いついた。
また、バターで炒って、たらこスパゲッティにしても美味しいかも知れない。

   *****

写真
2023年11月11日(日)の昼餉(浅蜊ご飯のお握り)と夕餉(鶏ツミレの白湯鍋)

お礼
「フランスワインで一人だけの全快祝」に、拍手を有り難う御座います。この場を借りてお礼申し上げます。



拍手する


コメントをするにはログインが必要です

PR







上部へ