気まぐれりんちゃん

記憶なんてどうでもいいこと… かもしれない、けど。 

2023年10月07日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

秋は娘の誕生日。
毎年その日になると
あの子が生まれたあの日を思い出す。

ある日の午後
夕飯の支度中、急に産気づいて夜に病気へ駆け込んだ。
え?これが陣痛??というくらい実感がなくて
先生もこのまま入院だけど
お産は明日(翌日)の夕方以降になるから
明日はしっかりゴハン食べてね。と。

ところが、その数時間後
深夜1時過ぎに娘はヒョッコリ出てきた。

初産とは思えない超スピード出産に
看護師さんたちから
何人目ですか?と聞かれ困った記憶。

その夜は眠れるはずもなく
ずっと目が冴えたまま朝を迎えました。
そして何のタイミングかは
忘れたけどベッドを降りて
ヨロヨロ歩きながら病院の窓から見た空。
その空の高さ、青さ、吹く風の清々しさ。
なんて今日は素敵な日なんだ!
これは記憶しておこう。と心に刻みました。

あの日からもう何年、何十年、
経つけど 娘の誕生日には必ず空を見上げます。
毎年青空が見られるわけでもなく
一日中お日様が見えない日や大雨の日もあります。
それでも毎年その日は空を見上げます。

今年の空は突き抜けるような
青い空。吹く風もあの日と同じ。

こんな日は滅多にないので
あの日空を見たあの場所へ行ってみました。
小さな個人病院(産院)は今は更地になり、
駐車場になっていましたが車をおりて
そこで空を見上げて、
一人ボンヤリ…風に吹かれてきました。

さて、今夜は毎年恒例の栗ご飯とカツオのたたきだ!
そう、あの日娘がお腹の中で
最後に食べた?であろう食事。
あの日の夕飯は栗ご飯とカツオのたたき。

今はダンナと2人になってしまったけど
やっぱりこの日はこのメニュー。
ほとんど会話もない静かな食卓。
このメニューの意味この人はわかってるのかな?と
思っていたら…娘からLINE。
娘の家庭の食卓写真が添付してあり
そこには栗ご飯とカツオのたたきがありました。

本人が覚えてるはずはないけど
私が何気なく話したことを覚えているようです。

遠い記憶になんだか
ホッコリした秋の食卓でした^^



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アダージョさん

あめふり りんちゃんさん

母と娘、同性とはいえ同じ経験をして初めて分かり合えることも多いのではないかと思います。それは娘から妻へ、そして母親になったときかもしれません。
親としてこちらからアレコレ世話を焼くことはもうないのですが…いくつになっても娘のことは気になるし心配です。
そろそろ娘の方から心配されるお年頃なんですけど、、、ね。

2023/10/08 09:32:37

母と娘

アダージョさん

今晩は。
父親と娘との関係と、母と娘との関係は全く違います。
思春期に母親に反発していた娘も、歳を重ねると、
心の通じ合えるかけがえのない間柄になるんですね?

2023/10/07 20:13:51

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