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吾喰楽家の食卓

蕎麦の食べある記 No.42 

2023年09月20日 ナビトモブログ記事
テーマ:食べある記

そば居酒屋「ソバキチ」 ―池袋駅西口地下街にあるイケチカDining―

最近、東京へ行くたびに、池袋駅西口地下街にある魚力寿司で昼餉を食べていた。
そば居酒屋「ソバキチ」は、その隣にあるので気に成った。
寿司が飽きた訳ではないが、通い始めて5回も続いたので、一区切り付けて蕎麦を食べることにした。
午前11時に開店するのは、何れの店も同じだった。

国立演芸場9月中席8日目を観る日の昼餉は、「ソバキチ」へ行くことにした。
開店の10分前に店へ着くと、先客は居なかったが、開店までに5人ほどの客が来た。
定刻、左奥のテーブル席に案内されたが、何故か次の客から3人ほどはカウンター席だった。
あらかじめ決めておいた、昼のセットメニュー『海老天丼と蕎麦』(1280円/税込み)を注文した。
蕎麦(又は饂飩)は、温かい(たぬき・かけ)のと、冷たい(もり・ぶっかけ)のから、もり蕎麦を選んだ。

程なく出て来た蕎麦と天丼は、何れも量は少なめだったが、私には丁度良い量だった。
先ずは、蕎麦だけ箸で摘まんで味見をしようとしたら、蕎麦の香が漂って来た。
ところが、口に入れると瑞々しさが無く、期待は失望に変わった。
まとめて茹でた蕎麦を、ザルに盛り替えたのかも知れないと思った。

写真では判りにくいが、長いのは最初だけで、直ぐに短い蕎麦ばかりになった。
カウンターの客は、先に食べ始めていたが、遠くなので蕎麦の状態までは見えなかった。
温かいのを食べていた、近く客の蕎麦は長かった。
今回の不具合は偶々かも知れないが、今までの経験では、本当に良いと思う蕎麦屋には偶々が無かった。

此のシリーズは、蕎麦がテーマだから、蕎麦の評価は辛口に成り勝ちである。
天丼は、天ぷらがカラっと揚がり、合格点を付けられる。
店は清潔感があり、スタッフの対応は良く、コスパも悪くない。
次回は帰りに寄って、天ぷらの串揚げを肴に、清酒の利き酒をしてみたい。

   *****

写真
2023年9月18日(月)撮影:店構え・海老天丼と蕎麦

お礼
「歌丸師匠を彷彿させる凄い拍手(古今亭菊之丞)」に、拍手を有り難う御座います。この場を借りてお礼申し上げます。



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