どうでも雑記

天城峠I 

2023年08月18日 ナビトモブログ記事
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歌手 石川さゆりの「天城越え」

久し振りの伊豆の踊子天城越えルートの旅、シリーズ投稿も最終となりました。

ここで書こうか、どうか迷ったが、「天城越え」の観光大使のように全国に広めたのはやはり歌手の「石川さゆり」でしょう。イャ、伊豆の踊子だろうと言う人もいるでしょう。どちらにしても石川さゆりの持ち歌「天城越え」も書くことにしました。

恋歌として強烈な印象がある、演歌好きなkenはカラオケも含め「天城越え」をよく耳にした演歌だ。歌詞の内容は現実離れし過ぎるが、そうありたい熟女の情念なのか。
そんなことで、石川さゆりが歌う「天城越え」の歌詞を下に記してみたら、「…あなたを殺していいですか…」とか「天城の山火事の火中をくぐる…」とか、松本清張の推理小説よりも怖い天城越えだった。
そして、その相手は誰なのか分からないが、20年ほど遡れたら一度、そんな女性と燃えてみたいものだ…夢でも無理か…。

♪隠しきれない 移り香が いつしかあなたに 浸みついた
誰かに盗られる くらいなら あなたを 殺していいですか
寝乱れて 隠れ宿 九十九折 浄蓮の滝
舞い上がり 揺れ堕ちる 肩の向こうに あなた 山が燃える
何があっても もういいの くらくら燃える 火をくぐり
あなたと越えた 天城越え♪

この歌の楽曲は北条政子をモデルとして一途な女性像を描いた…、と聞いたことがある。そう言えば、北条政子の産湯の水をとったとされる井戸が伊豆の国市にある。これも何かの演歌(縁か)…。

熱唱する石川さゆりの、あの顔が浮かんでくる。やはり、“ど演歌っぽい”そこが良いのかもしれないが、自然豊かで深々しく静かな天城の山々と、旧天城隧道(天城峠)の持つイメージと、火が燃えるような熟女心と天城峠の情景がアンマッチで、天城峠を越えながら、この歌を自然に歌えるようには思えないkenです。

*写真は歌詞にも出てくる「浄蓮の滝」は狩野川の源流で、湯ヶ島から天城峠に向かう途中にあります。
二番の歌詞に出てくる「寒天橋」は、旧天城隧道を河津側に抜けて、つづら折りの急な坂道が終わったところに、よく見ていないと見逃しそうな、小さなコンクリート橋がそうです。

*太平洋に突き出した伊豆半島、その背筋の中央部を東西に超える「天城峠」そして天城山稜を歩きつくしたkenにとって思い出多い。
6月末に久しぶりに旅した伊豆の踊り子ルート「天城峠」をシリーズで投稿しました。
拍手とコメントに感謝します。



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喜美さんへ、

素浪人kenさん

沼図の方からは近いですから若い頃は、よく遊びに来られていたのでしょうね。
伊豆半島は「陸の孤島」といわれていますが、最近は東名高速から直接有料道路で中伊豆エリアまでは行けるので便利になりました。
元気なうちにお子さん達にお願いして行けるといいですね。

2023/08/19 10:51:59

ぐでたまさんへ、

素浪人kenさん

西伊豆で二地域生活(漁師擬き)をしていた頃、山好きのkenにとって、天城山系は手軽な山で歩きつくしました。
文学は好きな方ではないですが、これを機にいろいろ知ることができて、思い出深く時には足を運ぶこともあります。
コメント嬉しいです、ありがとうございます。

2023/08/19 10:41:46

有難うございます

喜美さん

昔の事色々思い出し懐かしくなりました

2023/08/19 08:43:16

毎回

ぐでたま(再)さん

知らない部分も、知ってる部分も 毎回興味深く
読ませていただきました。
楽しかったです。

2023/08/19 08:05:20

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