どうでも雑記

天城峠 H 

2023年08月17日 ナビトモブログ記事
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松本清張の「天城越え」

旧天城隧道は多くの文学作品に登場するトンネルとして親しまれている。
当時はTV番組で土曜ドラマがあり、松本清張シリーズの中で「天城越え」もその一作でした。

ストーリーは14歳の家出少年と娼婦が天城を旅して、伊豆の天城峠を越えるとき、偶然土工と出会い三人となる。
ここから始まり、このときに天城隧道の近くの山中で起きた殺人事件で旅は終わりを告げるが、大正時代に起きたこの殺人事件を30年間追い続けた老刑事の姿を描いた小説です。

この映画では何と言ってもハナを演じた田中裕子の演技が素晴らしかったのを覚えている。男優の平幹二朗も好きだったが、kenが似ているとよく言われた(笑)渡部恒彦も印象的だった。
そんなことも思い出しながら旧天城隧道を歩いてみた。

「伊豆の踊子」は川端康成の学生時代の実録としてロマンがあり良かった。
松本清張の「天城越え」は殺事件の犯人を追い続けた老刑事の姿を描く、清張板のストーリーに入り込んでしまった。

*ナビ友さんからも松本清張の「天城越え」のコメントを頂いています、ありがとうございます。

*写真は天城峠の旧隧道に向かう九十九折り付近と松本清張の「天城越え」のポスターは、旧天城隧道の河津側の出口です。



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