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吾喰楽家の食卓

今月のお題は鱧(はも) 

2023年07月30日 ナビトモブログ記事
テーマ:生活

久しぶりの定例会である。
3月25日以来だから、しも田の仲間とは4ヶ月も会っていない。
ご無沙汰の訳は、言うまでもなく、白内障の手術をしたからだ。
午後5時から始まる会だが、暑いので寄り道は止めて、銀座へ直行する時間に家を出た。

店はコロナ禍で中止するまで、三遊亭鳳楽師匠による落語会「銀座風流寄席」の会場だった。
第301回から最終の第351回まで、毎月のように通った。
7月の定例会は総勢10人が参加したが、風流寄席から初めて再会する人も居た。
定刻、ビールの乾杯で7月の定例会が始まった。

今月のお題は鱧(はも)で、前菜(煮凝り・帆立煮・ミニトマト煮)、蟹サラダ、刺身盛合せ(鱧2種・甘海老・白魚/しらうお・青柳・蝦蛄・鰹)、夏野菜炊合せ、鱧のフライ、鱧鍋、鱧雑炊の七品。
どれも美味しかったが、半生の青柳と、和風タルタルソースで食べる鱧のフライが、特に印象に残った。
酒は、獺祭45(純米大吟醸)、賀茂鶴(大吟醸)、飛良泉(純米酒)の三種類だった。
何れも参加者からの寄付で、今回は店の酒「開運」は出番が無かった。

日頃、馴染みがない鱧だが、雑炊を含めて、五通りの味を楽しめた。
あらかじめ野菜を煮た鍋に、個別に用意した鱧を自分で入れて食べる方式だったが、前の席のR子さんにお任せした。
今回、酒は若女将が最初から最後まで注いでくれたが、この方が飲み過ぎないので、私には向いていた。
本当に楽しい飲み会だったが、来月のお題は何だか今から気になっている。

   *****

写真
2023年7月29日(土)の宴席(刺身盛合せ・鱧鍋)

お礼
「気分は本格的なイタリアン」に、拍手を有り難う御座います。この場を借りてお礼申し上げます。



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