じゃばのひまつぶし

畑も高齢化で後継者不足 

2023年07月11日 ナビトモブログ記事
テーマ:趣味

車で約30分の郊外に20坪ほどの畑を借りて15年以上?になる。この農園は20区画位あるが、おそらく3分の1は写真のように空き地になっている。物置を放置のままの場所もある。作った野菜を収穫にくるのも面倒なのか、ダイコンが木のようになっている区画もある。やめるときは“後を濁さず”がルールなのだが。

私より以前からやっていた人はすべていなくなった。腰を痛めたり、家族から車をやめさせられたり、病気や死亡などで年々抜けていく。年数的にはもう私が最古参かも。
私は定年後に60代前半で農園を借りたが、今は定年が65〜70歳に延長という話も珍しくない。健康志向で野菜作りはいいが、70歳定年で初めて畑作業を始めるのはしんどいと思う。下手をすれば腰を痛めるから。今後新たに高齢者が入ってくるのは期待できないかもしれない。最近入ってきた人も前はもっと奥の不便なところで借りていたので、移ってきたといい、畑経験は長い。

コロナ禍の際にテレワークがあって、一時的に現役世代の人がこの農園にも入ったが、テレワークがなくなると、たとえ10分で来られる人でも無理になるようで、あっという間に草ぼうぼう。子供さんが手伝いのできる年齢ならいいが、幼児で夫婦共働き世帯となればまず無理。草取り・水やり・追肥と野菜は待ってくれないから。

かくしてこの農園も空き地の後を埋める後継者がなくなり、減少の一途をたどるのか?

市内の貸農園では、野菜作りに興味はあるが、世話が大変と思う人を対象に水やり・追肥・草取りをお任せ(有料)で、種まき・植え付けと収穫のみを楽しむ家庭菜園向けのサービスもある。区画が狭いわりに利用料が高いが、健康と無農薬野菜が作れ、家族や孫も喜ぶという楽しみで人気があるのかもしれない。郊外の農園でもネットで畑の成長状況を載せたり、収穫物の配達付きでそういうサービスがあれば案外受けるかもしれない。
隣区画の人と野菜の出来やカラス・アライグマ対策など無駄話も楽しみなので、車の運転ができる限り85歳までを目標にマイペースで続けたいと思うが・・・



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