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読書日記
『お友だちからお願いします』 読書日記223
2023年07月04日
テーマ:読書日記
三浦しをん『お友だちからお願いします』大和書房(図書館)
これは三浦しをんのエッセイ集。図書館でエッセイ集を2冊見つけ、当初は両方借りるつもりであったが、自分の現状を省みれば2冊読む余裕は無い。で、どちらにしようかと考えて出版の古い方を借りた(もう一冊は『のっけから失礼します』)。
で、「はじめに」に曰く「多くの人の目に触れる(中略)エッセイなので、よそゆき仕様である!(あくまで自社比)」とある。ちょっと、身構えてしまうではないか・・
4章構成であり、一章は読売新聞に掲載された「マナー」についてのエッセイと、いろいろな雑誌からいただいた単発、短期連載エッセイが中心になっている。二章は、日本経済新聞の「プロムナード」という欄に連載したエッセイ。三章はVISAの会報誌に連載中のエッセイが中心。「旅」がテーマのはずだがちっとも旅に出ていない回もある。四章は、いろいろな雑誌からご依頼いただいた貴発、短期連載エッセイ。以来の際に「こういうテーマで」と提示されたものが多い(はじめに、より)
私には小説とは異なって「よそゆき仕様」と書きながらの鎧を脱ぎ捨てた態度と軽妙な文章を楽しんだのであるが、amazonの書評の中に「つまらぬ文章(中略)『舟を編む』や『小暮荘物語』でみせた重層的な文章の重ね合わせかたの微塵もなく、ただ薄い一頁、二頁がつらなる」という評があったが、これは読み手の見方によるだろう。
当然のことであるが『のっけから失礼します』をいずれ読む予定である。
(2023年6月20日読了)
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