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主役のアリエル役で炎上「リトル・マーメイド」 

2023年06月25日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


「リトル・マーメイド」 2023年製作 アメリカ 原題:The Little Mermaidロブ・マーシャル監督の「リトル・マーメイド」を観た。ロブ・マーシャル監督は、2003年アカデミー賞で作品賞を含む6部門に輝いた「シカゴ」が有名だ。海の世界で最も美しい声を持つ人魚姫アリエル(ハリー・ベイリー)は、好奇心と冒険心にみちている活発な女の子。彼女は陸の世界と人間への憧れをつのらせる、そんなとき、嵐に巻き込まれた事故から人間の王子エリックを救った彼女は、彼に一目ぼれ。そんなアリを、海の魔女アースラは悪用し、彼女をそそのかして恐ろしい「取引」を交わす。それは、3日間だけ人間の姿になれる代わりに、世界で最も美しい声をアースラに差し出すことだった。また3日間以内にエリック王子とキスできなければ、アリエルは魔女アースラのものになるという契約を結ぶ。この作品は、1989年にアニメーションが作られていて名作と言われていて、その作品をディズニー創立100周年記念作品として実写化した。主人公役に黒人女優のハリー・ベイリーを起用したことで、公開前から賛否両論を起こしていた。アンチ黒人マーメイド派の共感をもっとも強く誘ったのは、「私の子供時代の思い出が台無し」との訴えだと思われる。「リトル・マーメイドと我々の子供時代の思い出に正義を!!」と、主役変更を訴えるオンライン署名まで始められたというから、想像以上の反感があったようだ。でも、そこはアニメーションを見ていないぼくには、何の違和感もなく映画に入っていけた。それに、どことなくハリー・ベイリーは愛嬌のある顔をしているので、単に綺麗な女優というよりは良かったのかもしれない。ハリー・ベイリーは、中学生時代にビヨンセの曲のカヴァーがユーチューブで話題となり、ビヨンセ本人の目に止まったことからデビューを果たしている。ユーチューバー出身でアルバムがデビューから2作連続でグラミー賞候補になるという偉業を達成。実力でのしあがった若手歌手、俳優だ。これだけ主役の配役で話題になったことも、映画の成功の鍵の一つであったと思う。映画の感想で、『昔リリースしたアニメの実写化。話も分かっているし、歌もほぼわかっている。話の展開に全くワクワクもせず、なぜディズニーはこれを繰り返しているのか大きな疑問を感じざるを得なかった。』というのがあった。それに関しては、映画評論家の前田有一が「ディズニーがリメイクや実写版を繰り返すのは、自社コンテンツと著作権の「更新」が最大の目的という事だ。」と、述べている。これは彼らの長期的な経営戦略なので、何を言われようが着々と進めていくという。さらに、前田は、『リトル・マーメイド』の実写化がかなり遅れた理由をこう書いている。その理由は、水中のシーンが技術的に困難という点があげられる。アリエルの下半身はCGで描かざるを得ないが、そこに合成する上半身は、女優が低重力下での動きを不自然にならぬように演じなくてはならない。地上のセットで演技して背景だけ合成するのとは、難易度的にわけが違う。その難易度をクリアして、これだけの完成度の高い水の中の世界を創り出したということなのだろう。ぼくが一番、気に入ったのはセバスチャンというカニのキャラ。このキャラのカニの動作が面白かった。あまりのリアルさに「ディズニー史上いちばん美味しそうなキャラ」との声もあるという。それと、海の中の世界がとても美しく描かれていて、人魚姫アリエルのお父さんじゃないけれど、『人間世界より、海の中のほうが綺麗で幸せな世界だよ!』と、伝えたくなった。お城にはいってからの画面にあまり人が出てこないため、どこか王子を取り巻く世界が少々、ショボク見えてしまっていたのが残念だ。そのせいもあり、より海の中の世界が心に残った。ハリー・ベイリーに、特に不満がないのだけれど、魔女アースラが化けたヴァネッサという女の子が可愛かった。ヴァネッサ役をやったジェシカ・アレクサンダーの綺麗さは際立っていた。映画を観ながら、ふと『ジェシカ・アレクサンダーが人魚姫アリエルを演じたらどうだったのだろう?』と、想像してしまった。物語の中で、ヴァネッサがある瞬間、形相が変わる場面があって、そこがホラー映画並みに迫力があった。彼女は綺麗なだけではない演技の幅もかんじさせ、今後の活躍が期待できそうだ。 

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