メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

たかが一人、されど一人

米大統領選異聞 

2023年05月16日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 子供時代から青年期にかけて強く憧れた国であったアメリカ。なのに現役を引退する頃になって急変して嫌いになった。理由はアメリカが日本を占領下においていることに気がついたからだろう。よく考えてみれば、世界でアメリカほど手前勝手な国はあるまい。アメリカ人の先祖ははっきりしている。歴史上アメリカが国家として出現したのは1776年のこと。日本で言えば江戸時代末期だから、非常に若い国だ。彼等の建国の仕方は、居住民がさほど多く居ないことを幸いとして、その先住民を武力制圧して土地を不法占拠してしまった訳だ。文明国が先住民を武力制圧して建国をした例はい多い。しかしスペインなどイベリア半島の諸国は中央アメリカや南アメリカで相当な殺戮はしたようだが、新国家の建設には至らなかった。これも勝手な想像になるが、アメリカに最初に上陸した人たちが既に国家を捨てているので、先住民と戦うための軍隊も無い全くのアマチュア集団。必然その戦いは、先住民たちの戦法とルールに基づかざるを得ない。漫画などには「インディアン、嘘をつかない」とよく出てくるが、これが全くの嘘で、勝つためには手段を選ばないのが先住民であり渡来者も同様だったことだろう。現在でもアメリカ人を野蛮人だと思う時が多いが、これは彼等の先祖伝来の知恵であると理解することにしている。アメリカ大陸がコロンブスに発見されたのは1492年、所謂ピルグリム・ファーザーズの上陸が1620年だから、先住民を皆殺しに近い状態に持ち込むまでには200年以上の歳月が掛かっている。当然と言えば当然だろう。言いたいことは国を建てることは国を分裂することに比べると容易ではないこと。居住者に対する暴力と教化の双方が必要であることに思いが至る。当然当事者でなければ分からぬことばかりの筈。歴史に鑑みれば、アメリカはイギリスから独立後に多くの国を州として追加している。日本人が大好きなハワイが典型かもしれぬ。兎も角、こんなに野蛮な国のアメリカも既に人口は3億人、中にはまっとうな文明人が居るようだ。その一人として教えられたのが、先月19日次の大統領選への立候補を表明したロバート・ケネディJr氏、暗殺された元司法長官の子息でジョン・F・ケネディ元大統領の甥にあたる弁護士(69歳)当然民主党からの立候補になるが、興味深いのが立候補宣言で「大統領になったら、800もある海外米軍基地を閉鎖して部隊を帰国させ、帝国解体の作業を始める」と公約したこと。世界に800も基地があるのもびっくりだし、現大統領に勝てる可能性低いのだろうが、期待したいものだ。

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR







掲載されている画像

    もっと見る

上部へ