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神秘的な魅せる映像美!「マレフィセント」 

2023年04月08日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


 ロバート・ストロンバーグ監督の「マレフィセント」は、「眠れる森の美女」(1959)を、邪悪な妖精マレフィセントの視点から描いた映画。アニメでは語られなかったマレフィセントとオーロラ姫の間にある隠された物語を明らかにする。アンジェリーナ・ジョリーが演じるマレフィセントのビジュアルがインパクト大で、邪悪な妖精というより、魔女そのものに見えてしまう。その個性的な容貌で、オーロラ姫を「醜い子」と、呼びながらもまるで我が子のように愛おしい眼差しで見つめ続ける複雑な心情が伝わってくる。ダイナミックな風景の中を、きもちよさそうに大きな羽を使って飛び回っている様子は、とても美しく「アバーター」の自然との融合する光景と重なるものを感じた。後で調べてわかったのだが、監督が「アバター」などでプロダクションデザインを手がけ、アカデミー美術賞を受賞の経歴を持っている。どうりで自然の風景描写が似ているわけだ。映像的には文句なしの出来栄えに感じるのだけれど、話が伝わりにくい場面があって、自分の娘と離れ離れに暮らしていて、16歳になった娘が危険を冒してひさびさに父親に会いに来るのに、父親である王があんなに冷たい態度の理由がわからない。日本語版で見たのだけど、エンディングの歌はなかなか難しい曲でへたではないのだけど、そんなにうまくもかんじないという微妙な歌唱力。誰が歌っていたかと思ったら、大竹しのぶだった。この難しそうな曲ならなおさらな事、歌唱力抜群の安定した人に歌ってもらうべきだったのでは。と、ちょっと文句が続いてしまったけれど、映画的にはかなり面白かった。マレフィセントの子分みたいなカラスにいつも変身させられている男が、ドラゴンに姿を変えて襲い来る兵士たちと闘って暴れるのも、怪獣映画をみるようで面白かった。映像の美しさは神秘的で、別の世界に引き込んでくれるし、この映画は映画館で見たかった作品だ。 

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