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中国の「首に鎖の女性事件」に懲役9年の軽さ? 

2023年04月10日 外部ブログ記事
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昨年、中国東部で女性の首に鎖を繋いで監禁していた女性の夫が逮捕された。女性の50代の夫は、8人の子どもを持つ父親として自らをアピールする動画をSNSで公開し、地元企業の宣伝にも起用されていた人物だった。地裁は4月7日に女性の夫に、拷問・虐待・監禁の罪で懲役9年の刑を言い渡した。夫の他に5人が8〜13年の懲役刑に処された。昨年1月の初めに、首に鎖を巻かれている状態で小屋に閉じ込められている映像がインターネット上に拡散した。動画はこの女性を訪ねた男性が撮影した。動画の中で、女性は、薄着のまま首を鎖に巻かれていて、歯はほとんど抜けていた。撮影者は人身売買の恐れを心配するとともに、女性の「意識がもうろうとしていて」精神的に不安定な様子だと指摘した。女性は10代だった1998年に故郷の雲南省から誘拐されて、東海県の農家に5000元(約600ドル:当時のルートで日本円にして約8万円)で売られた。1年後に人身売買業者に売られて現在の男性に売られたとされる。女性は夫の家に来た当初は、基本的に自分の身の回りのことをし、他人とコミュニケーションをとることができていた。裁判所は夫が女性に、1999年に1人目を産み、2011年から2020年までの間に7人の子どもを産むよう強要したとして、女性に対する拷問と虐待の罪で有罪を言い渡した。女性が3人目を出産後に統合失調症の症状が進行すると、夫の虐待はさらにひどくなった。2017年になると、夫は女性を自宅から屋外の小屋に移し、布製のロープや鎖で縛りつけた。小屋には水も電気も明かりもなく、夫は時に女性に食事を与えないこともあった。女性が病気になっても医者の診察を受けさせず、女性の健康状態に関係なく何度も妊娠させたと、裁判長は指摘した。中国のソーシャルメディアでは判決に対して、怒りと失望をあらわにした。その刑の軽さを問題視した。どのような理由で9年という計算がされたか疑問が投げかけられている。一方で、人身売買犯罪の刑期は通常10年が上限だと指摘する人もいたという。このような人身売買が中国では依然として行われているというから驚きだ。中国では1980〜90年代に誘拐事件が多発した。背景には農村では女性より男性が多い「男性余り」のため、男性の結婚が難しくなったという事情があった。当事件を巡っては、県政府などが当初、事件性を否定したため世論の批判が高まり県トップが更迭されている。参照:女性の首に鎖つなぎ監禁、夫ら6人に実刑判決   鎖につながれた女性の人身売買、中国公安省が児童誘拐を集中摘発へ 

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