サンシャインクリーニング

赤い靴、折り鶴、かばん 

2023年02月23日 ナビトモブログ記事
テーマ:日々雑感

雑誌をパラパラと見ていると、
佐藤愛子さんのエッセーが載っていた。
読みながら、うなづいた。私と同じ感情だ。
童謡「赤い靴」の歌は悲しい。悲しくて歌えない!

♪赤い靴 はいてた 女の子
異人さんに連れられて行っちゃった♪

だが、周りは平気で歌うので、私は
「自分の感情はおかしいんだろうか」と
今の今まで誰にも言えなかった。(*´∀`*)

しかし、佐藤愛子さんも幼稚園の頃、歌を聞きながら泣いたらしい。
やっと出会えた!
自分と同じ気持ちの人がいてくれて嬉しかった。

赤と言う色は、女の子の代名詞ような感覚があるから、
余計に悲しいと思うのかもしれない。

向田邦子さんにも赤い折り鶴の悲しいお話がある。
小学校一年生の時に工作で折り鶴を折ることを習った。
彼女は、おばあちゃん子だったからお茶の子さいさいだ。

先生が説明する間にすっかり鶴は出来あがり
周りを見渡すと、折れずに半べそ状態の子もいる。
彼女は頼まれもしないのに 折り鶴を折って廻った。

そして、先生の「鶴を持ってきなさい〜!」の声を聞き
自分の机を見ると赤い折り鶴がない。
折り鶴は、床に落ちていた。

誰かに踏まれ ぺしゃんこになった赤い鶴。
上靴の波型の黒い跡のついた鶴は、ふくらまそうとしても無理だった。
泣きたい気持ちを抑えながらもう一度折ったが、
結局、折り鶴を持って行けたのは最後だった。

誰かのためにせっせと世話を焼き、ふと振り返れば
取り残されている自分がいる。
その潰れた鶴が彼女の生き方の代名詞だと書いている。

赤い色が切ない。向田さんの心情が自分に交差する。

私の幼い頃の赤色の記憶をたどってみる。
幼稚園では、皆は長方形の黄色いかばんだったが、
私は父親の買ってくれた赤い正方形のかばんで、
ひょっこりひょうたん島の絵柄が自慢だった。

しかし引越しで新しい町へ行くと幼稚園は満員。
最後の半年間は、幼稚園には通えなかった。
お気に入りの赤いかばんはそれっきりになった。



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星あかりさんへ

ローランサンさん

おはようございます。
赤い靴は実話を基にしているようですね、
みさきさんがご紹介して下さったURLを置いておきますね
https://nikkei-azabu10.com/red.html

そして、残酷な童話ですが、いっぱいありますね。
日本ではあまりにも残酷だから、お話を変えていったようです。
私は三匹のこぶたの英語の絵本を読んだことがありますが、全く違ってましたよ(笑)
皆で力を合わせてオオカミをやっつけたんじゃないです。長男の家は、吹き飛ばされ、食べられ
次男の家も、吹き飛ばされ、食べられ
末っ子のこぶたは、
沸かしたお湯の中に落ちた狼を食べてしまった
チャンチャン!♪でした。

日本人は、正解が一つじゃないとダメなところがある。はみ出しが許してもらえないような教育があると思います。なので、太陽が赤くなるのでしょうね。
今日、25日はそんなことをブログに書きました

2023/02/25 06:06:40

安芸路さんへ

ローランサンさん

おはようございます。
赤色にまつわる、色んなものを書いて下さいましたね。
書いて下さったものをみると
本当だな〜と感じます。縁起のいいものと言うか
日本人にとって、身近な色、心を寄せる色かなと思いました。神事の巫女さんの姿も思い出しました。

国旗のせいもあるでしょうか?
白地に赤く〜。そこに向かって心が一つになるところがあるのかもしれないですね

2023/02/25 05:50:19

本当は怖い昔話…

星あかりさん

こんにちは。
赤い靴は、古いレコードで聞いた覚えはあるのですが、歌った記憶はありません。
10年くらい前、家族で横浜に日帰り散歩に行った時、童謡赤い靴発祥の地?的な場所を訪れましたが、連れられて行った詳しい事情などは説明がなく、分からないようでした。
一時期、赤ずきんなど本当は怖い昔話の本が流行ったことがありました。
マッチ売りの少女など、童謡と同じように物悲しい昔話も、多いように思います。

そうそう赤と言えば。
子どもが太陽を赤く描くのは、日本だけだそうです。
たぶん国旗の影響思いますが、諸外国で描かれる太陽は黄色が主流。
まぁ実物も、どう見ても黄金色ですし…(^^ゞ

2023/02/24 11:41:44

赤い靴

安芸路さん

何故、何故赤い靴だったのだろうか。
古来より赤は「魔除け」「縁起がよい」と言われています。
植物の赤い実「千両」「万両」「南天」「クロガネモチ」自宅の庭に植える人は多いです。

赤い鳥小鳥 何故何故赤い 赤い実を食べた。
咲いた咲いた チューリップの花が
並んだ並んだ赤白黄色。

いずれも赤が最初に歌われています

日本人は赤に特別な思いがあるのでしょう。

2023/02/24 09:34:25

来音さんへ

ローランサンさん

おはようございます。
童謡は、よく聞くと本当に悲しい歌がいっぱいありますね。
私は、「叱られて」を聞いた時
最初は、叱られて〜♪ぐらいしか歌詞を覚えておらず
そこまで何も思わなかったですが、

♪叱られて 叱られて
口には出さねど 眼になみだ♪など見ると
昔の奉公に出された子供の心情のようで悲しすぎます。

歌詞の勘違いって、よくありますね。
作家 向田邦子さんの「夜中の薔薇」は有名なお話ですね。

シューベルトの「野ばら」ですが

♪童(わらべ)はみたり 野なかの薔薇(ばら)♪
これを夜中の薔薇と間違っていたようです。

私も勝手に作詞をして、歌を歌うことがよくあります。(^▽^)/

赤いかばんは、父親に可愛がってもらっていたこともあり、また、大好きなひょっこりひょうたん島で
遠い記憶が蘇りました。覚えているものですね!(^^)!

2023/02/24 05:31:55

大きな勘違い.. (^^;

来音さん

海の無い土地に生まれた私は、海に関する感覚が"0"だったのか
それ程違和感を感じた記憶はなく。でも大きくなった時に
大きな間違いに気づきました。「赤い靴...ひーじいさんに
連れられて行っちゃった」なんで、ひーじいさんなのかな?と
思ったものの、それ以上突っ込まなかったようです。
童謡には良く歌詞を解釈すると悲しい内容の歌が結構ありますよね。それを普通に歌って(歌わされ?)いたのは... (^^;

赤いかばん。悲しい記憶ですね。そのころから感性豊かな少女に
なっていったのですね...

2023/02/23 22:38:38

まはろさんへ

ローランサンさん

アロハ!おはようございます。

私も山下公園に行くと
あの女の子がいてね。ずっと眺めながら
赤い靴の歌を思い出して、無言になりました。

横浜自体は、明るい町で好きなんですけど、
あの女の子は何を見つめ何を思っているのかな?

>子供心に悲しくて歌った覚えがないのよ
わぁ〜私だけじゃなかったんですね。
子供ながらでも 凄く寂しい、悲しいって思いましたよね。連れられて。。ていうフレーズが悲しい。

>昭和初期の横浜の港を思いだしノスタルジックの気持ちよ

じゃあ!嬉しくなる歌を一つ!
雨雨降れ降れ 母さんが じゃのめでお迎え
嬉しいな〜〜♪ どう?
 こんなにウキウキさせてくれる歌もないわね(^^♪

2023/02/23 09:12:25

赤い靴の女の子

まはろさん

ローランサン

私の故郷横浜  山下公園は懐かしいく
訪日のたびに港を眺めに行くのです

悲しげな目の赤い靴の女の子が港に向いて
座ってる銅像 戦後できたのでしょうね

 異人さんに連れられて行っちゃった

子供心に悲しくて歌った覚えがないのよ
昭和初期の横浜の港を思いだしノスタルジックの気持ちよ

2023/02/23 09:05:12

みさきさんへ

ローランサンさん

おはようございます。

青い目になるって、
メロディが寂しすぎますね。

うん、うん、実話を基にしてって書いてありますね。
有難うございます。
辛いわ。真実はもっと辛いわね。

昔は、結核は大変な病気でしたよね。
赤い靴って言うのが、とても象徴的すぎるんですね。

ふと、思い出したんですけど
映画、シンドラーのリストってご存じですか?
白黒の背景の中、赤い風船をもった女の子が出てくるシーンがあるんです。
何となく思い出しちゃった。ぐすっ。。

2023/02/23 09:02:16

カサブランカさんへ

ローランサンさん

おはようございます。

なんだか、ここにコメント下さる方が
皆悲しくて歌えないっておっしゃって下さるから、
一緒にいたら、皆で泣いちゃってる気がします。

わんわん 泣きながら、
勝手に赤い靴を履いている子を偲んでいますね。

マダムバタフライもそうですね。
海を渡るって、
それだけで切ない物語の始まりかもしれません。
今ならスーッといけるし、
何なら昨日の話じゃないけど 
通信アプリもあるし、
それだけに昔のお話って重いですね。辛いです。

赤色?私も好きですよ。
クリスマスカラーが好きですよ

2023/02/23 08:56:55

TOSHI(トシ)さんへ

ローランサンさん

おはようございます。
そうですか。。勝手にそろそろかな〜と思ってました。(^▽^)/ お帰りなさ〜〜い!

そうでしょ?歌えないでしょ?
でも、ちいさな頃 皆歌ってるの。
え〜〜私がアホなん?って思ってて口に出せなかったです。

赤い色は、私も小物には使いますけど
洋服はないかもな〜。
あ!ごめんね。トシちゃん(^^♪田原俊彦さんのイメージって赤だな〜。
トシちゃん派だったから、覚えてるの〜(*´∀`*)

2023/02/23 08:51:45

onさんへ

ローランサンさん

おはようございます。
私とonさんは感じ方が似てるのかもしれないですね。

よく、皆さんが口にするのが
私には不思議で不思議で、
悲しくて歌えないですもん!

童謡って切ない歌がいっぱいあって、
私、叱られて〜♪ これも悲しいの。

マダムバタフライも あ〜〜朝から泣けてしまいそう

2023/02/23 08:48:42

もっと悲しい…

みさきさん

童謡「赤い靴」、切ない歌でした。
特に「今では、青い目になっちゃって……」のフレーズ。

こんな記事に行き当たりました。
よろしかったら…。<(_ _)>

https://nikkei-azabu10.com/red.html

2023/02/23 08:37:10

私もよ

カサブランカさん

あんな悲しい歌はありませんね。

日本の演歌って悲しい別れって感じが多い気がします。
赤い靴も演歌も好きじゃないわ。

onさんが云うマダムバタフライも私は嫌い、

赤色は好きよ(笑)。

2023/02/23 07:25:32

ローランサンさん

TOSHI(トシ)さん

おはようございます。
昨夜、兵庫県に戻りました。

「赤い靴」は、ほんま悲しいです。
僕も歌えないですね。


「赤」は、女の子の色と昔は言われてましたね。
赤の服をなかなか着れなかったなあ。
今は大丈夫です。

2023/02/23 07:03:54

赤い靴

onさん

あれは悲しい歌です。

何故かぼくはマダムバタフライを合わせて思ってしまうのです。

2023/02/23 06:29:53

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