メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

映画が一番!

夕陽に向って走れ 

2023年02月17日 ナビトモブログ記事
テーマ:西部劇

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は
『夕陽に向って走れ/Tell Them Willie Boy Is Here』。
BSプレミアムで2023年2月17日(金)13:00〜放送。

ロバート・レッドフォード、キャサリン・ロス共演。
1909年、実際に起きた先住民族の事件をもとに
映画化した異色の西部劇。

キャッチフレーズは、
”夕陽よ沈むな!
二人だけの明日を求め、荒野を走る青い狼たち!”。

出稼ぎから故郷の居留地に戻ってきたパイユート族の
青年のウイリー・ボーイ(ロバート・ブレーク)。

彼は年に一度の祭りに、インディアン保護区に戻ってきた。
彼は恋人のローラ(キャサリン・ロス)との結婚承諾を、
彼女の父親に求めたが、銃で追いはらわれてしまう。

ウイリーは、それならばと、
ローラをつれて駆け落ちしようとする。

しかし、反対するローラの父親を誤って射殺する。
その時から、ウイリーとローラの逃避行が始まる。

この事件を知った、保護区監督官で女医の
ローラ(スーザン・クラーク)は、保安官補の
クーパー(ロバート・レッドフォード)に、
ウイリーの逮捕を依頼する。

本作はロバート・レッドフォードと
キャサリン・ロス主演の西部劇だが、
もう一人ポール・ニューマンを
加えれば『明日に向って撃て!』ですね。

邦画のタイトルもそれを意識してか、
『夕陽に向って走れ』になったのでしょう、
もっとも、原題の味も素っ気もない題名よりはいいですが。

監督・脚本がエイブラハム・ポロンスキー。
彼は多くの映画人とともに「赤狩り」のブラックリストにのり、
映画の仕事ができなくなっていたが、60年代の赤狩り終息後、
21年の歳月を経た監督第2作目が本作。

本作で、ポロンスキー監督は差別や迫害というテーマを
描いているが、私的にはどうして『明日に向って撃て!』が
意識され、西部劇としては物足りなかった。

しかし、画面のダイナミックな構図と
くすんだ色彩を生かした映像は素晴らしい。

1969年(昭和44年)製作。



拍手する


コメントをするにはログインが必要です

PR







上部へ