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たかが一人、されど一人

大国と小国 

2023年01月07日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 前から思っているが、中国は発展途上国との外交が得意で、この分野ではアメリカは敵わないと見て差し支えなかろう。特に正月に入ってから習近平氏は北京にフィリピンのマルコス大統領、トルクメニスタンのベルドイムハメドフ大統領を招き、友好的会談を行っている。トルクメニスタンは中央アジアの小国(人口約600万人)らしいが、天然ガスという中国にとっても重要な資源国でもあるとのこと。一方、フィリピンは一時日本の領土(占領地)だった時代もあり、古くから日本人にとっては馴染みの深い国でもある。人口は約1億1千万人強で、総面積は分からぬが、南シナ海中央に位置し、7000以上の島からなる非常に複雑な地勢。と同時に民族構成も複雑で、言語なんかも島の数と同じくらいあるのではとも言われている。国内的にも統治は大変だと思うが、国際的軍事面からは昔から、大国特にアメリカは重要視しており、日本占領で有名なマッカーサー氏は日米開戦以前はずっとマニラに駐在してフィリピンを故郷のように思っていたらしい。日本人には馴染み深いと書いたが、自分では一度も訪れた経験はない。しかし観光地としても有名だし、一時は運転免許証から拳銃に至るまでコピー製品作りでは折り紙付きの定評があり、そんなところに惹かれて足繁く通った連中も多い筈だ。兎に角人口が多くてもアジアに数多ある小国の一つと言ってもいいだろう。このことを書こうと思ったのは、今回の訪問でマルコス大統領は中国で歓待を受け、14通もの協定を締結と報じられているからだ。正確には記憶していないが、前大統領ドゥテルテ氏の時代はアメリカとの関係が大分ギクシャクしていたが、マルコス大統領は就任早々の昨年9月に米国を訪問してバイデン大統領に協力姿勢を見せていた。バイデン大統領も気分が良かったに違いない。ところが年が変わって正月早々に北京に習近平氏を訪ね、友情に変化がないことを表明している。これこそ小国外交の妙と言えるかもしれぬ。アメリカにしても先ずワシントンを表敬してる以上、他国に行くなとは言い難いだろう。日本だってフィリピン同様の弱小国家の一つだ。大いに見習べきだと思った。

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