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住宅ローンの5年ルールと125%ルール 

2022年12月04日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


住宅ローンの5年ルールと125%ルール  住宅ローンの支払いについては、多くの金融機関が 「5年ルール/125%ルール」を設けています。  5年ルールとは、借入開始時または前回の見直し(変動 金利の見直し時期)から向こう5年間は毎月の返済額を 変えない、というものです。  → つまり、金利が急激に変化しても見直してから5年間 は従前措置が取られるということです。  125%ルールとは、その後の5年に一度行なわれる金利 の見直し/変更があっても月々の返済額の増加は1.25 倍が上限となる、というものです。  → これも、金利の急激な上昇変化に対する回避の猶予 を設けたものです。  ただしこのルールには落とし穴があって、急増しないのは 「毎月の返済額」だけなので、支払利息が増加することは 裏で着々と行なわれています。  つまり、毎月の返済額があまり変わらなくても、その内訳 のうち利息の返済割合が増え、ひいては最終的な総支払 額が激増している・・・ということです(でも、まあ、一種の 救済措置であることには変わりません)。  ・・・・・・・・ 住宅ローンにはこうした一種の救済措置がありますが、 当然のことながら(残念ながら)事業性ローンについては そうした救済措置はありません。  だから、投資活動を銀行からの融資でまかなって行なって いる経営者は要注意です。  金利が上昇しなければ何も気にする必要はありませんが、 昨今の事情を鑑みればいずれどこかで(←まだ先の話です) 金利上昇の舵取りが行なわれることを考慮しておく必要が 高まってきています。  来年は日銀の黒田総裁の任期満了に伴う総裁交代の イベントも控えています。  いつ日銀が従前の方針を変更して金利上昇路線を見据え た指針を発表するとも限りません。 そうなった時には大多数の人の生活が脅かされることに なりかねず、国は利子補給の救済制度を出すとか、金融 機関が固定金利での借り換えキャンペーンを打ってくる 可能性はありますが、根本的に世の中の流れが変われば それなりの傷を負うことを考えておくことは経営者であれば 大切です。  今のところは大丈夫です。  でも、その「今のところ」がいつまで続くかは不明です。  現在、新築の高価格帯マンション等は、利回り5〜7%でも 売れていますし、中古市場でも同様です。  20年〜の借入で金利が1%前後だからまわっていると したら、これが金利上昇で支払い増となった後、支払い に耐えられるの人たちがどれくらいいるのか?  元金があまり減っていない状態で借り換えをしてその場を 乗り切っても、結果として支払い残年数が減って金利が 増えたときにどこまで耐えられるのか?  非常に怖い気がします。  意に反して持ち資産を手放さざるを得ない人が多数出て くる(溢れてくる)ことも想定できます。  これまで少なく見ても過去20年以上は住宅ローン金利は 上がっていません。  「金利が上がらないのが当たり前/今の1%前後の金利 が当たり前」と記憶に刷り込まれた人たちが多くいます。  0.5%くらいの金利で住宅ローンを組んでいる人も多く います。  金利が上がっても返済できる金額でローンを組んでいる なら問題はありませんが、ローンを組んだ時期と今では コロナの問題や円安の問題もあって家計の収入が減って いるという人も多いかもしれません。  ギリギリで組んでいる家庭は地獄を見ることになることを 回避しなければいけません。  ある程度の預金残高のある人は大丈夫ですが、とにかく 「ギリギリの返済生活」を送っている人は早めの対処を 心掛けたほうが良いような気がします。  自転車操業に近い状態で借入額が膨れ上がっている人は 金利の上昇でかなりヤバいことになります。  金利が20年くらい上がっていないという過去〜現在の 常識を、金利が上がるのが当たり前という現在〜未来の 常識に切り替え、それを前提に行動を起こそうとすること こそがリスクヘッジとなります。  幸いなのは、「今すぐ何かが起きる」ということではなく、 まだそのための「対処・猶予期間がある」ということです。  この「時間」というものを大切にして、改めて自分の頭で いろんなことを考えて推敲することが大事だと思います。   私の著書 全13冊http://www.amazon.co.jp/-/e/B00VUO7NIC一般書籍『サラリーマンが経済的自由を得る「お金の方程式」』合同フォレスト/1512円『目からウロコが落ちる!サラリーマンのためのビジネスマン研修・ヒント100』文芸社/1404円電子書籍(Kindle版/デルトハン出版)・お金の教養シリーズ 第1弾〜第5弾・組織・マネジメントシリーズ第1弾〜第4弾・ビジネス人生論シリーズ 第1弾〜第2弾    

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