メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

たかが一人、されど一人

チャレンジ精神 

2022年11月26日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 景気対策を国会が審議している真っ最中に書くのは少し気がさすが、今年は兎も角、来年は世界的に不景気になることが間違いないらしい。アメリカと中国、世界の二大国の国内経済に急ブレーキが掛かり、全世界に影響が及ぶとのこと。GDPで最早世界30位に転落している日本も影響が大きいだろう。政府も約30兆円の大型補正予算案を国会に提出して、対策を考えてる振りをしている。けれどもこの予算案、最初に額ありきで中身が無いと評判が悪い。政府は高騰する物価で苦しむ人々を守ると言うが、果たして如何?お題目的には相変わらず総花的で項目だけは沢山あるが、目玉は見つからない。因みに大項目だけ見ても以下の5項目で、何が緊急で予算の補正が必要だったか、さっぱり分からない。1.エネルギー価格高騰への対応と安定供給確保2.継続的な賃上げを促進するための中小企業等の支援3.円安を活かした経済構造の強靱化4.新しい資本主義の加速5.東京電力福島第一原発の廃炉や福島の復興/防災・減災、国土強靱化の推進この4番目の項目の中に「半導体やその関連部素材について、生産能力強化等の支援を行い、我が国のDXの推進と投資促進を行うとともに、サプライチェーンの強靱化を図る。」と書かれていて、嘗て世界のトップにありながらすっかり落ちぶれて、供給先を海外に依存している半導体産業を復活させようとの狙いがあるようだ。そうは言っても落ち目の半導体業界の何を立て直すのか。半導体業界最盛期に現場に居た友人も居るので聞いてみたいものだ。事業の資源は人、モノ、カネ、情報と言われるが、政府が予算をつけるのは大いに結構。しかし他の3要素への思いがどこまで有るのか?ここが問題だろう。日本の半導体業界が衰退した原因が分かっていれば、中途半端な支援策ではどうにもならぬことは理解できそうなものだ。半導体に限らず日本が景気後退を続けたここ30年、アメリカでは産業構造がガラリと変わり、日本が周回遅れになってる現実を研究すべきだ。兎に角ハンディを乗り越えて業界復活の志は多としよう。しかしそれには覚悟も必要だ。引き合いに出すのが適当かどうかだが、イーロン・マスク氏を思ってしまう。彼が何を考えてツイッターを買収したか分からないし、従業員の3分の2を解雇して事業的に成功するかどうかも全く不明だ。しかしその挑戦精神は日本政府にも見習ってもらいたいし、冥土に近い我が身にも必要かもしれぬ。

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR







掲載されている画像

    もっと見る

上部へ