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吾喰楽家の食卓

助六持参の芝居見物 

2022年11月26日 ナビトモブログ記事
テーマ:古典芸能

国立劇場は、コロナ禍で休演や座席数を減らして対応した。
この機会に歌舞伎を卒業しようと思ったが、今月の公演は歌舞伎と落語のコラボと知り、その決意は崩れ去った。
11月11日、最前列の中央で見たのは、落語の見易さに配慮してのことで、本当は歌舞伎だと一階の一等席は六・七列目がベストらしい。
以前の癖が出て、千穐楽も見たくなり、三等席のチケットを探したら、三階二列目の四十七番が取れた。

買っておいた台本を往路の電車の中で読んで、芝居の進行を頭に叩き込んだ。
久しぶりに見る忠臣蔵なので、筋書きの理解に神経を使いすぎると、歌舞伎に没頭しきれないのである。
二回目だと三階席を選ぶのは、安いこともあるが、全ての出演者に目が行き届いて全体像を楽しめるからだ。
後半の歌舞伎では、この目論見が成功したが、前半の落語は、覚悟はしていたが無理があった。

国立演芸場で落語を見るときは、昼餉は池袋で済ますことが多い。
今回の国立劇場は、開演が落語より1時間早いので、それでは時間が早すぎる。
昨日は、池袋のデパートで助六(玉子太巻)を買って、休憩時間に二階のロビーで美味しく食べた。
劇場の売店でも助六を売っているが、見た目は同じなのにデパートの二倍ほどする。

以前は公演の余韻に浸りながら、ビールを飲んでから帰ることが多かったが、最近はコロナ禍ということもあり節約を心掛けている。
帰路の電車の中で、冷蔵庫の中身を思い出しながら、夕餉の献立を考えた。
主菜は、助六と一緒に買った合挽きメンチだが、一個50円なのにボリュームがあり、ジューシーで美味しかった。
偶々、テレビの「ザワつく!金曜日」で、一個500円のメンチカツを紹介していた。

   *****

写真
2022年11月25日(金)の昼餉と夕餉

お礼
「庭の落葉掃除をした日の食卓」に、拍手を有り難う御座います。この場を借りてお礼申し上げます。



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