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講談社元社員の事件、妻は夫に“殺された”のか否か 

2022年11月23日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


講談社編集次長の妻・佳菜子さん(当時38)が死亡したのが、今から6年前の2016年8月。2017年1月に朴鐘顕(パク・チョンヒョン)被告は佳菜子さん殺害容疑で逮捕されている。当時、彼は41歳だった。● お前が死ぬか私が死ぬか朴被告は1999年に講談社入社後、2009年に別冊少年マガジンの創刊に携わり、「進撃の巨人」、「聲の形」、「七つの大罪」など人気漫画の連載に関わった。16年6月からモーニング編集部に異動していた。朴被告の妻・朴佳菜子(かなこ)さん(当時38)が、死亡したのは2016年8月9日の事。「家の中で妻が倒れている」午前2時50分頃、心肺停止状態の妻を目の当たりにした朴被告は、一一九番通報している。社会部記者が振り返る。「女性は病院に搬送されましたが、約1時間後に亡くなりました。38歳でした。玄関近くにある階段の下で、部屋着のまま倒れていたそうです。額に擦り傷が数か所あったのですが、致命傷はなかった」朴鐘顕(パク・チョンヒョン)被告は以下の説明をしている。午前1時過ぎに朴鐘顕被告が帰宅すると妻の様子が変で包丁を持ち出して「お前が死ぬか私が死ぬか選んで」と言われた。その後妻は1階の寝室にいた生後10ヶ月の次男と一緒に死ぬとい言い出し階段を折りたので、朴被告は寝室で妻を突き飛ばして押さえつけてもみ合いになった。朴鐘顕被告は泣き出した次男を抱えて2階の部屋に避難して閉じこもった。ドアには包丁を付きたてた後が12箇所もあったという。その後、階段からドドンという音が聞こえて静かになったので朴被告が様子を見に行くと妻が階段の手すりに巻付けたジャケットを使って自殺していた。朴鐘顕被告は妻の首からジャケットをはずして階段下に横たえて通報した。● 気付いたら自殺していたしかし当時、警察は事件性を疑っていた。捜査関係者の証言。「被害者に持病はなく、遺書も残っていなかった。自殺の動機も見当たらない。自殺と他殺の両面から調べ始めたところ、死因が窒息死だと判明。被害者の首には手で絞められた内出血の痕があった。絞殺体によくみられる舌骨の損傷はなかったが、室内が物色された形跡もなく侵入者がいたとも考えにくい。疑いの目は同居していた夫・朴被告に向けられた」 発生から五か月間、捜査は水面下で進められていた。全国紙社会部記者が説明する。「朴被告には当初から疑いが持たれていました。司法解剖の結果、佳菜子夫人(38)の死因は窒息。首には絞められたような痕があった。当初、警察に説明を求められた朴被告は『階段から落ちた』と話していましたが、その後、『妻は階段の手すりにかけた(朴被告の)ジャケットで首をつって自殺した』などと変遷。ジャケットからは、佳菜子さんの皮膚片などのDNA型は検出されませんでした。一方で、1階の寝室のマットレスからは、佳菜子さんの尿成分や、血が混じった唾液が検出された。外部から何者かが侵入した形跡もないことから、警視庁は、朴被告が自殺に見せかけるために虚偽の説明をしたと見て、5カ月間の捜査の末、逮捕に至りました」逮捕前の任意聴取の際「子供の育児を巡って夫婦喧嘩になったことがあり、揉み合いになってヘッドロックをしたことがある」「その後に気付いたら自殺していた」などと話していたことが明らかになった。朴被告は逮捕後の取り調べに対して容疑を否認し、黙秘に転じた。彼の友人は、「4人の子供の教育方針を巡って、夫婦仲に大きな亀裂が生まれていた」と証言する。「子供のために姓を変えたほうがいいと考える奥さんに対し、韓国籍の朴被告は朝鮮学校への進学も想定して応じないなど、モメることが多かった。小学3年生の長女の中学受験は、特に大きな問題でした。奥さんは昨秋からの塾通いを提案する熱心さでしたが、朴容疑者は難色を示し続けていた。『1人に中学受験を認めると4人全員することになる。子供の年が離れていないので、10年以上休みなしで塾通いに奔走させられるのは時間的にも精神的にも厳しい』と漏らしていました」● 夫婦喧嘩の大きな声そうした状況を裏付けるかのように、自宅の近隣住民は、こう明かした。「昨年7月中旬、深夜に『何で叩くのッ!』という奥さんの叫び声が聞こえてきました。事件直後から『奥さんは旦那さんに殺されたんだわ』と噂になっていましたね」妻の佳菜子さんも約3年前に文京区の子育て支援センターに「子供の教育のことで夫と喧嘩になり、平手打ちをされた」などと数回に渡って相談していたことが新たに判明している。日常的に暴力(DV)を受けていたのかは明らかになっていない。朴被告は4人の子供の父親。「長女は小学生三年生で、長男は去年小学校に入学しました。次女は幼稚園の年で、最近も一人お子さんが生まれたそうです」(事件当時の講談社関係者)朴被告は次女の誕生後、ツイッターでこう発言している。<僕は結婚してから3回しかエッチしていません!子供は3人います!!!三回で三人います!!!!>(2012年9月23日付)大阪の実家にもよく妻を連れて帰省していた。「毎年奥さんと子供さんを連れて車で帰ってきてたし、仲の良さそうな家族だと思っていました。」(近隣住民)朴佳菜子(かなこ)夫人の実家は北関東にある。同級生はこのように語る。「彼女は県内の女子高校を卒業後、都内の大学に進学しました。妹と二人姉妹ですが、早くにお母さんを亡くされて、叔母さんが子育てを手伝っていたと聞いています。中学時代は音楽系の部活に入っていました。ピアノも上手でした。絵も上手くて絵画コンクールで賞を獲ったこともありました。成績はほぼオール5。通学中も本を読む読書家で、恋愛はどちらかといえば奥手みたいだった」仕事も家庭も順風満帆のはずだった。しかし、朴被告は三年前、ツイッターにこんな投稿をしている。<妻の体調が思わしくなく、その心配と家事育児で睡眠時間が少なくなっている>(2013年6月9日)近隣住民も夫人の体調が気掛かりだったという。「奥さんは育児ノイローゼ気味ではないかと聞いたことがあります。小さいお子さんが四人もいて大変だったんでしょう。夫婦喧嘩の大きな声が聞こえてきたこともありました」● 東京高裁で審理をやり直すよう彼の事件が今、新たに注目を浴びたのが最高裁よりやり直しを命じられた事。最高裁は11月21日、審理を東京高裁に差し戻すよう命じた。妻の顔の血痕と自殺との関係について「審理が尽くされていない」「重大な事実誤認の疑いがある」と指摘した。朴被告は、佳菜子さんは産後うつで自殺したとして無罪を主張しましたが、1審、2審ともに懲役11年の実刑判決が出て、上告していました。勾留されて約6年。最高裁の判決を前に朴被告は、日本テレビの取材に対し、手紙で心境を明かした。「無罪判決を信じています」「6年間、子どもたちを抱きしめることだけを願ってきました」と思いをつづった。この裁判で争点となっているのが、佳菜子さんは自殺か他殺かという点。自殺を主張する弁護側によると、事件当日、朴被告が帰宅した後に包丁を持った佳菜子さんともみ合いになりました。寝室にあったマットレスに佳菜子さんを押さえつけた後、朴被告は子ども部屋に閉じこもりました。しばらくして部屋から出ると、佳菜子さんは階段の手すりに巻き付けられたジャケットに首を通し、自殺を図っていたと主張しています。一方、他殺を主張する検察側は、朴被告が突発的に殺意を抱き、寝室のマットレスで佳菜子さんの首を圧迫して窒息させた上で、階段から落下させるなどして事故を装い、その際に額に傷を負わせたとしていた。ポイントとなったのは、この「額の傷」の件。2審は、この傷によって血が流れたりぬぐったりした痕跡が顔にないことから、傷を負った後に自ら首をつったという弁護側の主張は不自然だとしていた。● 1審・懲役11年の有罪判決事件から3年後の2019年。1審の東京地裁は「夫が妻の首を圧迫して殺害したことは常識に照らして間違いない」として、懲役11年の有罪判決を言い渡した。根拠の一つとしたのは、寝室の布団に残っていた佳菜子さんの唾液混じりの血痕と失禁の痕。法廷に呼ばれた3人の法医学者のうち、検察側の法医学者が「2つの痕跡があれば、そこで窒息死したといえる」と証言した。しかし「窒息以外でも失禁や唾液混じりの血液が布団に付着することはおかしくない」2つの痕跡だけで他殺と断定することはできないとも指摘した法医学者もいたという。被告の証言が信用できないとされたのにも理由がある。妻が首をつっていたのを発見し、遺体を階段の下まで降ろしたとする朴被告。駆けつけた警察官に対し「階段から落ちたことにしてほしい」と説明した。母が自殺したとなれば、子どもたちがショックを受けると考えたからだと言った。朴被告が警察に、「妻は自殺した」と供述したのは事件の翌日。この供述の変化が法廷でも厳しく問われた。ぼくは今回の事件の記事を読んで、まずわからないのはやり直しを命じられるほどに黒白がつかないという状況だ。もし、朴被告が妻を殺していないとするならば、布団の失禁の説明があいまいのままだ。確か、殺しはしなかったが、覆いかぶさって羽交い絞めしたことがニュースで流れていたと思うが、相手が失禁するほど羽交い絞めしたら奥さんはほとんど意識はもうろうとした状態ではないか。そのもうろうとした状態の後で、自殺をするという行動に出るとはぼくにはあまり考えられないのだが。さらに、遺書もないというのも気になるし、たとえ自殺したとしても、自分の旦那さんや子どもが同じ家の中にいて、いつ見つかるかもしれない状況の中で、自殺を決行してしまうものなのかどうか。仮に検察側の主張の通りだとしても、奥さんが失禁する状態を放置して、子ども部屋に閉じこもる朴被告の態度もよくわからない。『ジャケットからは、佳菜子さんの皮膚片などのDNA型は検出されませんでした。』という件は、ジャケットに首を通し、自殺を図っていたという自殺説の説明がつかないのではないか。最高裁で先月開かれた上告審弁論では、検察側が「被告人は『自殺ストーリー』を創作し、罪を免れようとしている」などと指摘したのに対し、朴被告側は、「他殺を積極的に推認できる証拠は何一つない」と、改めて無罪を主張していたとの事。参照:妻は夫に“殺された”のか 追跡・講談社元社員“事件と裁判”   講談社エリート社員「妻殺害」逮捕までの焦燥言動! 

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