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たかが一人、されど一人

政治とイワシの頭 

2022年11月14日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 先週土曜日NHK総合「ブラタモリ」で故郷の善光寺がテーマになった。そこで詳しい説明は無かったが、地元の皆は知っているちょっと変わったことがある。即ち善光寺は一応天台宗と浄土宗の住職が居て、日替わりで努めているが、特定の宗派に限定されていない寺であることだ。どこの寺でも、普通はお釈迦さんであったり、大日如来や阿弥陀如来であったり宗派によって異なるらしいが、ご本尊が正面に大々的に置かれている。しかし善光寺の本尊は1尺足らずの阿弥陀如来とされているものの、実物を見た人は数百年居ないようだ。、インドに端を発し、シルクロードを経由して古くから日本にも根づいた仏教は、元来他宗教にも寛容だった。そして仏教自体も土地土地で様々な形に変化してきたので、善光寺のような寺も生まれたのだろう。従って仏教の全体像を体系的に把握するのはとても困難だ。日本の仏教は伝来の順に概ね天台宗・真言宗・浄土宗・浄土宗真宗本願寺派・真宗大谷派・曹洞宗・臨済宗・日蓮宗に分かれるらしい。寺院は全部で人口10万人当たり60強の約7万7千寺とのこと。宗派別にみると我が家も一応信徒になっている曹洞宗が一番で1万4千寺もあるとのこと。世界的な普及具合は知らぬが、1神教のキリスト教や回教とは大分趣が異なることははっきりしている。何が言いたかったかと言えばカルト問題。もともと「礼拝」の意味らしいが、現代日本では新興宗教問題とも言って差し支えあるまい。先に書いたように、日本は外来の仏教が勢力を伸ばし、土着の宗教を飲み込んでしまった。一時は廃仏毀釈と称して古来の神道に復帰しようとした時期もあったようだが、結局うまくいかず現在に至り、憲法で信教の自由が定められた。現在国会で問題化している世界平和統一家庭連合(旧統一教会)も宗教団体として認められている。これは韓国渡来ではあるが、仏教系かキリスト教系かも定かでない。詳しくは知らぬが、何でも先祖の贖罪が幸福に繋がるとしたものらしい、とんでもない組織。これを宗教として認めた事自体が間違っていると思うが、自民党の大先輩が宗教と認め、選挙に大いに利用してきた。もちろん、自民党の政治家にとって教義は関係ないだろう。宗教団体の定義を知りたい。(先に仏教寺院約7万7千と書いたが、宗教法人数は20万弱になるらしい)岸田首相も宗教団体としての認定を取り消したい意向のようだ。だったらさっさと認定を取り消せばいいが、長年の経緯から党内の抵抗もあり、すんなり進んでいない。同時に一方で創価学会なる仏教系新興宗教とべったりだから、どんな形であれ、取り消しとなればかなりの矛盾が生じるだろう。リーダーシップに欠ける指導者は本当に情けない。

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