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吾喰楽家の食卓

一人だけの腰痛全快祝 

2022年11月12日 ナビトモブログ記事
テーマ:古典芸能

歌舞伎を最後に見てから、1年半近くが経っている。
初めて国立劇場へ行ったのは、7年前の春のことで、国立演芸場デビューと同じ時期だ。
歌舞伎を卒業(中退)したつもりでいたが、国立劇場の11月公演が『歌舞伎&落語 コラボ忠臣蔵』と知り無性に見たくなった。
最後に見た歌舞伎は『人情噺文七元結』(にんじょうばなしかみゆいもっとい)で、今回と同様に落語に絡んだ狂言だった。

今回、久しぶりの芝居見物を前に、持病の腰痛が発症した。
奮発して良い席を取ったのに無駄にしたくないと、ストレッチを頑張った甲斐があり何とか間に合った。
無理して、腰痛が再発したら元も子もないが。
動いたことが良かったのか、帰宅後は体が軽くなり、結果的には良い全快祝になった。

公演の前半(75分)は、春風亭小朝が、新作落語『殿中でござる』と古典落語『中村仲蔵』を口演した。
小朝は熱演したと思うが、国立小劇場(590席)ならともかく、国立大劇場(1610席)だから、広すぎて落語本来の魅力が乏しかった。
以前、春風亭一朝の口演を小劇場で見たが、さほど違和感を覚えなかった。
国立演芸場(300席)は、国立劇場より数年遅れて建てられたが、それまでは小劇場で落語公演を開催していたそうだ。

休憩(35分)を挟み、後半(110分)は、『仮名手本忠臣蔵』の五段目と六段目である。
早野勘平を務めた中村芝翫の熱演は、最前列中央で見ているから尚更だが、素晴らしいものだった。
歌舞伎は六列目か七列目がベストらしいが、落語もあるから最前列を選んだ次第だ。
久しぶりに歌舞伎を見て、卒業ではなく休学だったようで、この公演をもう一度見たくなっている。

   *****

写真
2022年11月11日(金)の昼餉(まぐろ丼)と夕餉(肉野菜炒め)

お礼
「穏やかな秋の一日」に、拍手を有り難う御座います。この場を借りてお礼申し上げます。



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