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底力　（１１/４）　

2022年11月04日
テーマ：テーマ無し

　今朝は、２度目の厚い氷でした。電気代どんとこい。家の中はあったかいです。
　たいていのコンサートに比べたら時間も短く、私は歌う以外に何の作業分担をしたでもなく楽させてもらい、車に乗せてもらって、早めの夕食も外食で済ませ、さっさと帰宅したのにもかかわらず、荷解きだけで、後はクラシックTV見て、１度うたた寝（これが気持ち良い）、ようやくお風呂と本格的に布団に入り、そんな感じでした。　ホールの出はけにもしもふらついては困るので、杖を使い（アルトにももう１人杖仲間アリ）、重い楽譜ではないけれど、左腕が持ちそうもないので譜面台も使いました。午前中のリハは、喉が空いていない感があり、このまま声帯が固まるんじゃないかとやや不安でしたが、午後は大丈夫でした。前途は暗たんとしているのですが、不思議なことにメンタルやられていないことに、私ってこんなにお気楽な人だったのかと、褒めてやりたいです。これが「Facile」：お気楽に：の効能なのかもしれません。　実はとんでもないアクシデントがありました。書ける時が来たら、書きます。出られなくなったメンバーがいます。一時は、コンサートできないかもとさえ思いましたが、みんなとても冷静で、やれることをやり、最小限の変更にとどまった。どころか、私など新たな気付きがありました。きっと聴いてくださった方も、特別な宝物を得て帰ってくれたと確信しています。　メンバーの悔しさ辛さは、想像以上でしょうし、その関係者がどれほど必死でがんばったか、心からねぎらいます。そして、来年必ず、昨日の落とし物を拾い、それ以上のコンサートにするのが楽しみでたまらないのです。　それらをぜ〜んぶひっくるめて、ファーチレの底力なのです。次回は、昨日のプログラムに足すことの「マニフィカート」だそうです。全然知りません。　「クラシックTV」１時間、とっても良かったです。ヨシヨシとは、出待ちで握手したことあるよ。海宝君って、非の打ちどころないね。実朝君、熱い。「私だけに」は、私のカラオケの上位レパートリーに入るのですが、普通は誰も知らなくてウケません。本日のネリ心の俳句自由にすそれが私の愛しかた　　今もかわらず我の信念くる秋のコスモスだけが知っている　　敢えなく散った初恋のこと　明日は、コンサートにまつわる、軽いエピソードなどを書く予定です。お楽しみに。

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