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厚木依知地区古墳巡り(2022/10/25) 

2022年10月28日 外部ブログ記事
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 厚木市東北部の依知地区の古墳探索に出かけた。中津川と相模川に挟まれたこの地域には、大きくはないが非常に多く(約150墳)の古墳(殆どが円墳か)が作られていたが、道路や宅地開発により多くは見る影もない模様。今回、古墳の形態が残されている場所を選んで出かけた。自宅から約4q歩き、依知地区の探索を開始した。<<依知地区130号墳>> 住宅街の小さな十字路の南東の角にポツンと円墳のようなものが残っていた。説明板などは見当たらないが比較的丁寧に維持保存されているようだった。興味を持ったのは、すぐ前に、坂東33観音霊場巡りの巡礼道に関わる石標。第5番飯山観音長谷寺と第8番星の谷観音星谷寺を繋ぐ巡礼道の名残と思われる。<<依知地区131号墳>> 130号墳から200m離れた場所の畑の中。多分この辺りが墳墓であろうと想像できる程度の、小さな丘と塚上の大きな木が見えるのみ。保存状態は良くないようだ。<<大久根古墳(依知地区126号墳)>> 厚木地区最古の古墳の一つで、住宅街の公園として整備されていた。4世紀後半から5世紀前半築造の一辺20m弱の方墳で、周囲から土師器などが出土しているが、内部は未調査とのこと。近く遺跡からは方形周溝墓が確認され、この辺りでは、縄文時代から中世まで人が住んでいた痕跡が確認できているという。<<稲荷山1号墳(依知地区99号墳)>> ここも住宅街の公園(仲道公園)として整備。斜面上の公園の一番高いところが墳丘らしい。西側は旧横須賀水道道(地下に軍港横須賀に通じる水道管が敷設)で切られたか。説明板等は見当たらないが、解説書によれば周溝から土師器が多数出土したが、埋葬施設は未確認で木棺直葬の可能性とのこと。<<吾妻坂古墳(依知地区123号墳)>> 開発により相当破壊された墳墓で墳型は不明とのこと。円墳の可能性が高く直径50m程度の大きな古墳のようだ。外見上は単なる崖にしか見えないほど破壊され、説明の石標から古墳と認識できる程度。鉄剣・鏡(倣製斜縁四獣鏡)・櫛・玉類などが出土され、このあたりの大首長のお墓と想像されている。出土品は「あつぎ郷土博物館」に展示されているとのことで見に行きたいもの。 歩いた距離10q強、歩数約2万歩の探索で快い疲れ。

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