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吾喰楽家の食卓

秩父の蕎麦を食べる会(後編) 

2022年10月11日 ナビトモブログ記事
テーマ:生活

新婚旅行で香港へ行った時、現地の添乗員から聞いたことである。
中国では、客をもてなす際に、料理を食べ切れないほど出すそうだ。
もし、完食したら、主人は足りなかったのかと心配するという。
残った料理は、使用人の御馳走になるらしい。

一昨日、飲み会の第一部がお開きになった時に、食卓には飲み物を除いて料理は残っていなかった。
私は、食べ残すのは行儀が悪いと、親から躾けられている。
料理を作った側としては、完食してくれるほど嬉しいことはない。
もし、残っていたら、美味しくなかったのかと心配する。

空になった器を片し、第二部に入った。
前菜で使った舞茸のアヒージョがあるので、クラッカーに載せてカナッペを作った。
デザートには、リンゴ(トキ)を出した。
午後8時30分、予約しておいたタクシーが来たので、お二人は帰路に就いた。

旅行の楽しみは、立案、実行、思い出と、三つある。
自宅の飲み会も同様で、献立を考える楽しみ、酒を飲みながらお喋りをする楽しみ、思い出の三つだ。
招いた側として、三つ目の楽しみには多分に反省を含んでいる。
次回は、今回以上に楽しんで貰いたいと思うのである。

一人暮らしだから、料理を作るのと飲食を共にすることを、両立させないといけない。
短時間で作れる献立を考え、作りたてが美味しいから、味に影響しない範囲で下準備をした。
枝豆とアボカドサラダは、当日の朝に作った。
アイリッシュシチューに使う野菜は、皮だけ剥いて、各々をラップフィルムで包んでおいた。

当初に予定した、鯖のへしこと魚久の京粕漬は、時間の都合で献立から抜いた。
秩父の蒟蒻煮と、デザート代わりのミルクキャラメル胡麻豆腐は、出し忘れた。
昨日から、それらを捌くために、わが家の食卓に登場している。
次回は鍋物にして、食卓にコンロで煮ながら食べれば良いだろう。



   *****

写真
2022年10月10日(月)の昼餉(浅利御飯)と夕餉(京粕漬/銀鱈・鰆)

御礼
「秩父の蕎麦を食べる会(前編)」に、拍手を有り難う御座います。この場を借りて御礼申し上げます。



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