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光る北村一輝のヤクザのオーラ「ヘルドッグス」 

2022年10月05日 外部ブログ記事
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「ヘルドッグス」 2022年 日本 原田眞人(はらだ まさと)監督の「ヘルドッグス」を観た。岡田准一がヤクザ組織に潜入するという物語。色んな人が褒めているし、映画評論家の町山智浩も取り上げているし、「たまには邦画のアクションもいいか」と思って観に行った。ストリーも面白かったし、岡田准一の寝技を取り込んだアクションも迫力があり、今まで見た邦画のアクション物とは別格に思えた。ヘルドッグスのシーンでヤクザのクマと呼ばれている大男が、カラオケでオペラを歌うシーンが、良かった。その男が死んだあとの葬式でのシーン、クマの仲間のヤクザや関係者がオペラを歌って弔う姿も印象に残る。何より、昔ながらのヤクザ者で東鞘会・最高幹部を演じた北村一輝の存在感がすごかった。あの声もしびれるしどこから見てもヤクザのオーラが出ていて、彼が出ているだけで画面に緊張感が走った。北村一輝は、先月にテレビ番組で前歯を9本抜いていることを明かしている。萩原健一、渡部篤郎が主演の作品「JOKER 厄病神」(1998)に、渡部の弟分として出演した時の事、年齢や体格の近い渡部の弟分に見せるために「食べ方に品のなさとか出るんじゃないか」と思いついたという。音を出したり、箸の持ち方も考えたが、物足りず「歯がそろってたら変だ」という考えに至り、抜く決意をした。歯科医は当初、抜くことに難色を示したが、「後々、全部治したいんです」と彼は説得した。最初は1日に4本抜き、次第に歯科医も乗ってきて「削る歯もあった方が−」とバリエーションも増加。「結果的に4本削って、9本抜いて、感じで」と明かした。一方で「『役者バカ』とかそういうのがあんまり好きじゃなかった。ちゃんとしたいろんな世界、いろんな分野のことも知った上でちゃんとやらなきゃというのがあったので」という独自の視点も語っていた。福山雅治主演のドラマ『ガリレオ』の映画版「沈黙のパレード」はあまり観に行く気がなかったのだが、北村一輝が出るなら観に行こうかな?とも思った。ところで、原田眞人監督はどんな人物なのかというのも興味がある。賞は、日本アカデミー賞を始めとして色々とっているようで、何よりロサンゼルスにて6年間の映画監督修行を積んだということが、他の監督と感覚が大きく違っているところだろう。本を書いているなら読んでみたいと思ったら、「原田眞人の監督術」という本を書いている。アマゾンで最初の数ページが読めるので、目を通したらこんな文章が書かれていた。「日本映画は制作本数が増えている。経済効果的には「元気」と言えない事もない。が、中身が薄いものが量産されている。中身の何が薄いのか。歴然としているのは伝統的に情報量の薄い簡素化された脚本作りが横行している点だ。」「日本語でかかれた脚本は英語脚本の60%程度の情報量しかない。映画の設計図としての書き込みが決定的に不足しているのだ。またその不良品としての脚本を「読みやすい」という、脚本を読みこなせない制作者や出費者がどんどん増殖している。国際的な人的交流のベースになる合作映画には日本人脚本家の脚本は使いものにならない」他の人からは指摘のなかった点で、実に面白そうだ。その本を読んだ後で、また監督の作品を見たら別の想いも沸いてくるのかもしれない。参照:北村一輝、前歯9本抜いた 爪痕残す!渡部篤郎との「差」を出すため 

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