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アラベスク 

2022年06月22日 ナビトモブログ記事
テーマ:サスペンス・ミステリー・ホラー

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は『アラベスク/Arabesque』。
BSプレミアムで2022年6月22日(水)13:00〜放送。
「雨に唄えば」のスタンリー・ドーネン監督が
「シャレード」に続いて手がけたロマンチック・ミステリー。

原作はゴードン・コットラーの「暗号」。

キャッチフレーズは、
”ミステリアスなメロディ、魅惑のファッションに
身をかくす女からアラベスクの謎はひろがる…。
恋とサスペンスがおりなす華麗な興奮!”。

アメリカで古代アラビアの象形文字の専門家だった、
ポロック(グレゴリー・ペック)は、
交換教授としてイギリスに派遣され、
オックスフォード大学で、静かな学究生活をおくっていた。

ところがある日、彼は、中東の某国の首相の
イエーナ(カール・ドゥーリング)と、その部下の駐英大使の
ルフティに突然、大学の構内から連れだされる。

そして彼らは、同国人の石油王の
ベシュラービ(アラン・バデル)のことを話し、
秘密文書の翻訳の件で彼が近づいてきたら、
彼の行動をスパイしてほしいと頼んで来る。

案の定ベシュラービから連絡があり、ポロックは彼の邸宅で、
象形文字で書いた、秘密文書の翻訳を始めた。
仕事が終えぬうちは、邸から出てはならぬと脅迫されながら……。

彼の前に、ベシュラービの情婦とおぼしき美しい女性の
ヤスミン(ソフィア・ローレン)が現われ、
仕事が終わったら殺されるから、早く手をひくようにと、
警告して来るが…。

監督は「シャレード」の出来がよかったので、
柳の下の泥鰌を狙ったのでしょうね。

ヒロイン役は清純派のオードリーから、
グラマラスな美女ソフィア・ローレンへとバトン・タッチ。

ヒロインの相棒はケイリー・グラントを監督は望んだが、
引退したので後輩のグレゴリー・ペックに決まったようです。

「シャレード」のお洒落&スタイリッシュ路線を
狙ったのでしょうが、主役が変われば、タイトル通り、
アラベスク模様のように、より荒唐無稽の
ロマンチック・ミステリーになっています。

私の見どころはソフィア・ローレンが、
クリスチャン・ディオールのデザインした衣装を、
艶やかに身にまといかっ歩する姿。

私には『ひまわり』のイメージが強く残っているので、
本作の彼女がゴージャスで洗練されて見えるのは、
失礼な言い方だが、「馬子にも衣装」?。

製作年は1966年(昭和44年)。



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