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映画が一番!

山猫 

2022年06月23日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

大谷翔平投手がロイヤルズ戦で14号、15号と連続3ラン。
この日は4打数3安打、日本人最多の8打点と大活躍したのに、
エンジェルスのリリーフ陣の不甲斐なさに11-12で負けに。

今日は投手で登場して又、連敗を阻止して欲しい。
BSでの放送は10時50分から。

今日の映画紹介は「山猫/ IL GATTOPARDO」。
BSプレミアムで2022年6月23日(木)13:00〜放送。

イタリアの巨匠L・ヴィスコンティ監督が、
貴族の没落と変革を、華麗な映像美で描く、
”滅びの美学”の映画で、完全復元版での放送。

原作はイタリア貴族の末裔である
ジュゼッペ・ランペドゥーサが
自身の体験を基に書いた長編小説。

キャッチフレーズは、
”動乱の大地に最後の光芒を放つ、
 貴族社会の壮麗なる落日。
 冷徹な洞察で、繰り広げる巨匠の一大叙事詩”。

1860年春。イタリア統一に立ち上がった民衆の英雄
ガリバルディ(ジュリアーノ・ジェンマ)が率いる、
赤シャツ隊がシチリア島に上陸。

その報を受けた、山猫の紋章を持ち長年シチリアを
統治してきた名門サリーナ公爵家の
サリナ公爵(バート・ランカスター)にとって、
政治的変動は大きなショックだった。

そんなある日、サリナ家は田舎の別荘に出掛けた。
一行の中、公爵の甥タンクレディ(アラン・ドロン)は
ブルボン王朝側と戦った革命派で、早くも公爵の娘
コンセッタ(ルッチラ・モルラッキ)の心をとらえていた。

一家が田舎に着くと村長の
ドン・カロゲロ(パオロ・ストッパ)が歓迎会を開いた。
彼は新興ブルジョアの一人だ。

コンセッタはタンクレディと結婚したいと
考えていたが、村長の娘の
アンジェリカ(クラウディア・カルディナーレ)に
タンクレディは魅了され、
彼が求婚までしたと聞いて絶望する。

タンクレディは公爵に手紙を送り、
アンジェリカとの挙式の手配をしてくれと頼み込む。

公爵夫人(リナ・モレリ)は
彼を貴族を裏切るものだと怒るが、公爵にとっては、
娘の心の痛手もつらいがその縁組を、
”愛も悪くない…、だが情熱はやがて尽きる”と、
彼は貴族としてのプライドにかけて結婚を後押しする。

見所は、全編の三分の一を占める
舞踏会シーンのクライマックス。
同シーンに貴族の役で登場している多数の
エキストラたちは、3分の1が
実際のシチリア貴族の末裔たち。

それに、人工の光源を排除して自然光のみで
撮影するために、ロウソクを林立させたので、
部屋の温度が上昇。出演者の額の汗と、
扇子で涼しさを取る様子は演技ではなく、
必要に迫られての行動だったとのこと。

サリナ公爵はアンジェリカの求めに応じて踊ったものの、
”我々は非力な人間なのだ。変わりゆく世間の波間に漂う、
浮草にすぎないのだ”と、
時代は移り変わり、自分はその舞台から去る運命だと悟る。

ラストシーンは老いを感じるサリナ侯爵は
頭痛を堪えて、トボトボと歩いて帰る。

音楽はニーノ・ロータ。
♪♪ワルツ♪♪
https://youtu.be/8O1tTJyI-VQ

1964年(昭和39年)公開。



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イタリア映画

yinanさん

おはようございます!

長時間の映画で、ストーリーを知っているので
全編の三分の一を占める舞踏会シーンが目障りで?
早回しで観ています。

バート・ランカスターのイタリア語の吹替えが下手で、
彼の地声の英語だったらと、いつも本作を観ると思います。

ジュゼッペ・トルナトーレとエンニオ・モリコーネの
コンビの映画と言えば、『ニュー・シネマ・パラダイス』、
『海の上のピアニスト』がありますが、
私の好きな映画は『マレーナ』です。

2022/06/24 10:06:30

華麗ですね。

風華さん

ただいま、録画中です。

YoutTube拝見しました。
ニューイヤーコンサートのようですね。

イタリア映画は好きですが、なかなかテレビ放映が無いのが残念です。
ジュゼッペ・トルナトーレとエンニオ・モリコーネの作品が見たいです。
アメリカだけでなく、ヨーロッパ作品が見たいですねぇ。

2022/06/23 13:15:43

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