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陶片追放という制度を復活させたら? 

2022年05月21日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


陶片追放という制度を復活させたら? 古代アテネの政治システムには「陶片追放」と いうものがあったそうです。  これはどんなものか?というと、追放したいと思う 人の名を陶片に書いて投票できる制度だったよう です。  実際、アテネ市民が「陶片追放」によって現職の リーダーを市外に追放するようなことがあったと。  言わば「独裁者の誕生/鎮座を防ぐための自浄 システム」だったわけで、市民の過半数が認めれ ばその人をアテネから追放できたというのは非常 に注目すべきことだと思います。  また、その追放は10年という期限が設けられて いて、追放された人は期限が経てばいつでも戻る ことができたそうです。  独裁者が独裁者たり得ないようにする意味でも、 また一度過ちを犯したとしても時間をおいてその 人をリセットするという意味でも、とても良い制度 だったような気がします。  考えてみれば、どんなに評判の良い政治家といえ ども権力に胡坐をかき長期政権を続けていくと 何かと独裁色が生じてくるものです。  周囲の忖度(そんたく)という余計な悪の芽が 生じることもあります。  これは政権でも会社でも同じで、協会や財団、 社団法人などすべての組織において言えます。  そうしたことを取り除く意味で、この古代アテネの 政治システムは現代社会において参考になる点が あるように思えます。  まあ、アテネではやがて国益を損なう追放も何度 か発生したという弊害からこの制度は廃止された そうですが、時代を経て改めてこの制度を検討・ 模索してみる世の中になったような気もします。  ・・・・・・・・ 「陶片追放」とはかなり違いますが、表面的には 少し似ていた風習が日本にもあります(ありました)。  「村八分(むらはちぶ)」と呼ばれるものです。 かつて日本の村落に多くあった仕組みで、 その村での従前からのしきたりを無視したり ルールを破った村民に対しては他の村民が 結束してその者と絶交する、というやり方です。 なぜ「八分」というのか?  これには諸説あるようですが、火事と葬式の2つ だけはこれまでどおりに行なうけども、それ以外 の残りの八分(成人式、結婚式、出産、病気の世話、 新改築の手伝い、水害時の世話、年忌法要、旅行) は絶交したからそう言われるようになった・・・とか。  「陶片追放」と「村八分」・・・この考え方を応用すれ ば会社内における職場の不適格者を自浄できる かもしれません。  社員の過半数または部門社員の過半数がその 「追放箱」に投票すれば、該当者の役職を剥奪 することができる・・・というのはどうでしょうか。  剥奪期間は10年というのはちょっと厳しいので 2〜5年くらいが妥当かもしれません。  また、国家においてや国際的な機関においても、 そうした制度を設けて特定の人物や国を期限付き で追放できるようにするのも一手だと思います。  温故知新です。  不適格な人物・国家については他者がキチン とそれなりに意思を表明する機会があること、 そうやって罪と罰を与えることで一種の抑止力 を働かせるようにする・・・というやり方は検討の 余地があると思います。   私の著書 2冊+電子書籍11冊お金の教養シリーズ    5冊組織マネジメントシリーズ  4冊ビジネス人生論シリーズ  2冊 (アマゾンの電子書籍読み放題に該当しています)http://www.amazon.co.jp/-/e/B00VUO7NIC   

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