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確定給付年金から確定拠出年金へ・・・ 

2022年04月24日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


確定給付年金から確定拠出年金へ・・・  従前の日本企業の年金と言えば、「確定給付年金」 という概念でした。  これは将来に支給する年金額を最初から確定して おいて、そこから逆算して現役時代の年金保険料 (掛け金)を決めるものです。  仮に年率5%としたなら、その年率で老後にお金が 給付されることがすでに約束されているので、もらう 側としては自分の年金額を読みやすく(想定しやすく)、 それを見越して生活設計を立てることができました。  企業側としてはその年率が普通に出せているうちは 良かったのですが、バブル崩壊後の日本経済下では それが難しくなり、かなり重荷になり、ついにはそれ 以上の利率をはじけ出せず「逆サヤ」状態となって いきました。  それが意味するのは「(企業側にとっての)赤字の 垂れ流し」・・・です。  そこで新たに用いられるようになったのが 「確定拠出(型)年金」という発想です。  これは、将来の年金額は確定されておらず、 確定されているのは「今出す掛け金の額 =拠出する年金保険料」のほうです。  掛け金を自分で決めて拠出し、その資本を会社側 ではなく拠出する本人(社員)が自分で運用して 老後の受給額として受け取る仕組みです。  上記の例で言えば、会社が5%を保証することは なく、社員本人でいくらでも好きに運用して高い 利回りを出してくださいね〜といったものです。  自分の責任下で自分で運用する・・・とは、言葉と してはもっともなことで立派なのですが、まさに 「言うは易く行なうは難し」です。  非常にクセモノです。  普通の一般人・・・社員たちがそれほど高い利回 りで自ら運用をするなんてちょっと考えれば 「簡単ではない」と気づけます。  大きな流れで言うと、「会社はもう利回り保証はでき ないので(←それほど運用することは難しい/専門 家だってそこまでの能力がない)、後は自分で運用 して高い利回り出してね(←社員本人だったら高い 利回りが出せるでしょ?!)」ということです。  論理的に考えて普通の社員がそれを可能とする ことはほぼない(だって会社側だってできないの だから)と言えそうですが、でも世のなかの流れは そうした方向に傾き、今日があります。  確定拠出型年金を活用している人は年々増えて いると思いますが、あまり自分の遺産運用のスキ ルを過信しないほうが良いと思います。  もちろん、中には非常に優れた人もいらっしゃる と思いますが、でも、そうした人はごく少数だと 思います。  確定給付型から確定拠出型に流れが変わったと しても、それとはまったく別のところで自らの資産 を増やしていく思考を持つほうがベターかもしれま せん。  少なくとも、限られたお金(資金)をどこに費やす かの選択肢をそうやって複数持っておくことは 大切だと思います。   私の著書 全13冊http://www.amazon.co.jp/-/e/B00VUO7NIC一般書籍『サラリーマンが経済的自由を得る「お金の方程式」』合同フォレスト/1512円『目からウロコが落ちる!サラリーマンのためのビジネスマン研修・ヒント100』文芸社/1404円電子書籍(Kindle版/デルトハン出版)・お金の教養シリーズ 第1弾〜第5弾・組織・マネジメントシリーズ第1弾〜第4弾・ビジネス人生論シリーズ 第1弾〜第2弾     

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