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トラのミステリな日常

2022年02月23日ナビトモブログ記事
テーマ：テーマ無し

お昼過ぎに、妹と交代して母の家に行き、買い物や用事が無いかと聞きに行きました。
「珈琲を入れてくれへんか？」と言うので、私の家から持ってきたドリップパックで珈琲を入れました。
「砂糖はスプーンに2杯、牛乳をたっぷり入れてや」

言われたとおりに作って渡すと、
「あんたは、何時もこんな濃い珈琲を飲んでいるのか？」と言って、大きなカップに入れ替えて、水を足せと言います。

言われるままに、20ccほどたっぷりの水を加え
「水を足したら薄くなるし冷めて仕舞うで」と言うと、
「電子レンジの牛乳のボタンを押してくれれば良い」

手渡すと気に入ったようで、
「次からこんな感じにして、珈琲を入れてや」

ところで･･･

これまで、私がすると言うと、何時も嫌がって断ってきたのですが、昨日の鍋焼きうどんにしても、牛肉のソテーにしても、私が作ったのを文句も言わないで食べていました。

何でも自分でしないと気が済まない母も、これまで出来ていたことでも、徐々に出来なくなってきたことがわかってきたのか、今回は洗濯なども妹に任せっきりでした。

母が使っている洗濯機は未だに二層式です。
10年近く前に、洗濯機が壊れたので買いに行ったところ、全自動はイヤだというので、二槽式の洗濯機を取り寄せていただき購入したものです。

デイケアセンターに行っていた10日間の間に、たまっていた洗濯物を妹が全部洗っていましたが、
「兄ちゃん、全自動を買おうか」と言います。
二層式での洗濯は大変だったようです。

母に、
「落ち着いたら、全自動の洗濯機を買いに行くで！」と私。
「全自動を買うのやったら、まだこれが使えるからいい。私が死んだら買い換えたらいいわ」

妹が、
「ばぁちゃんが死んだら、洗濯機は要りません。私も使うから、生きているウチに買いに行こうな」
と言うことで、一件落着しました。