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たかが一人、されど一人

民主主義国 

2022年01月12日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 連休明けの11日、新宿の碁会所に久しぶりに行って驚いた。60席の部屋が満杯だった。月に1回通い始めて未だ1年だが、初めての活気ある風景だ。この調子ではコロナ禍第6波は避けようがないだろう。蔓延防止が発令されている沖縄、山口、広島に注意が逸らされ、都民は気が緩んでいるとしか思えない。しかし昨日の発表では、未だ東京の新規感染者が千人に達しないし、全国でも1万人に達していない。しかし今日の夕方の発表でどうなるかだ。自分は相当神経質になっている。昨日起床した時喉が痛かったので、碁会所でやられたかと一瞬ひやりとした。でも朝食の後、常用の風邪薬「改元」を飲んだら収まったようだ。更に昼飯のため家を出た11時半頃、ちょうど雨が上がっていたので、傘を持たずに出たら食事中に本降りとなり、結局昨日は歩行数が7千歩に達しない今年初めての日となってしまった。依って、午後中ずっと家に籠もって久しぶりの読書三昧。ネット碁をしなかったのも珍しい。どういった訳か分からないが、生まれてこの方分かったつもりになっていた「民主主義」なる言葉を考える切っ掛けが出来てしまった。日本が民主主義国であることに疑問を感じる人は少ないだろう。しかし今朝になって考えてみると、両親たちはこの言葉を初めて知ったのがいつか、が気になり始めた。父母は他界して久しいので聞くわけにいかない。もしかして、戦後ではないかとの疑いを持ったのだ。父からは「四民平等」の話はよく聞いたが、民主主義についての話は聞いたことがない。話が前後して恐縮ながら、考え始めたきっかけは月間文藝春秋2月号の巻頭随筆トップ・藤原正彦氏「民主主義という幻想」にある。これも脇道の脇道になるが、現役時代に最も親しかった出版社は文藝春秋社、故に爾来毎月欠かさず読んできたが、先月発売の新年号は店頭で目次を見ただけで結局買わなかった。やたらに分厚いが中身が薄すぎると感じたからだ。今月号は通常の厚さに戻ったので碁会所の帰りに買って、机上に置いてあった。そこで巻頭随筆は一通り読んだが、続く記事がまた下らないので読み飛ばし後半に掲載されていた文春社員らしい平山周吉氏の「1周忌・会社員半藤一利」なる記事を読み。未だ夕食までに少し時間があったので、元外務官僚天木直人氏が推薦する図書をアマゾンのキンドル版で購入して読み始めた。これが結構面白く、100ページほど読み進んでしまった。この図書については何れ読後感を上げるつもりだが西鋭夫氏の「戦領神話の崩壊」で700頁強の大著。何れにせよ、民主主義は当たり前過ぎでもあり、政治的社会体制としてベストと頭から信じ込んでいるが、本当にそれで良いのか、或いは実現可能なのかもう一度考え直してみたくなった。と言うのはアメリカやフランスでさえ本当に民主主義国かどうか、危ういらしいのだ。

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