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ほんとうは怖い話でした 

2021年12月02日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



すぐれた童話には、さまざまな教訓や、生きる上での大切なことが語られたものが数多くあります。
しかし、グリム童話のいくつかは最初から子ども向けへと考えて書かれた話ではなかったのです。
『白雪姫』の初版もあくまで民間から集めた話であり、残虐すぎたために、初の作品からグリム兄弟によって何回か書き変えられたため、さまざまバージョンの子供向けの『白雪姫』があるわけです。
魔法の鏡によって、自分よりも白雪姫の方が美しいという事実を知った王妃は、姫を殺しさえすれば、自分は再び「一番美しい女性」になれると思い込みます。
そこで王妃は、白雪姫の謀殺を計画します。猟師に、白雪姫を連れ出させ、森で殺すように命令したのです。
ですが、猟師にはできません。白雪姫を森に残し、王妃には、白雪姫の肝臓だと称し、イノシシの肝臓を差し出したのです。
王妃は、料理させた上、白雪姫の肝臓だと信じ、食します。一方、猟師は、秘密保持のため、殺されてしまいます。
このようにグリムの初版本ではがらりと変化しています。
いつも誰かに助けてもらってきた純真無垢な白雪姫は、その後も、毒リンゴを入れてなんと3回も継母に殺されかけます。
魔法の鏡は、今度も世界で一番美しいのは白雪姫だと言います。三度目は、白雪姫の好物であるりんごに猛毒を仕込みます。
りんごの半分を、自分で食べて安心させたのです。あとの半分には毒が塗ってありましたので、白雪姫は倒れまます。
小人たちがあれほど注意していたのですが、仕事から帰ってみると、白雪姫は亡くなっていました。
ですが、白雪姫の遺体は腐らなかったのです。
七人の小人は、ガラスの棺を作ります。そして、交替で昼夜をとおして棺を守ることにします。
偶然通りかかったのが、隣国の王子でした。ところが、この王子は、死体愛好者だったのです。
王子は、小人たちと交渉して、お城に棺を持ち帰ります。王子の死体に対する執着には異常なものがありました。
寝食を共にしたのです。留守には部屋に施錠し、誰も入れないようにします。
ですが、王子の目を盗んで、ガラスの棺に近づいた召使がいたのです
重い棺をかつがされた召使が理不尽な労働にキレて、なんと白雪姫の背中をなぐったり・・・。
その拍子に毒リンゴのかけらが口からとび出して姫は息を吹き返すという、ちょっとコメディタッチの展開もです。
王子に、白雪姫が蘇ったとの報せが届きます。その後、王子と白雪姫は、末長く幸せに暮らしました。
白雪姫が最後に幸せになれたのは、数々の困難と失敗を乗り越えたからこそともいえます。
いくつもの試練を経験した末にこそ真の幸せはやってくるというメッセージが、この童話にはこめられているのです。
ところが本当は執念深い白雪姫の復讐が残っているそうです。
王妃を騙して、城におびき寄せ、魔女裁判にかけたのです。そして、拷問に・・・・。
火の中で熱した「鉄の靴」をはかされた王妃は、あまりの痛さのために、飛び跳ね、力尽き、王妃は息を引き取ります。
あまりにも、ひどすぎる話なので、これでは、「こどもと家庭の童話」になりませんからね。
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