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安心して読める本 (10/28) 

2021年10月28日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 泣きたい程の良いお天気の中、大工さんは今日も来ていません。
 選挙戦たけなわ。麻生が、小樽市で公認候補と街頭演説し「温暖化のおかげで北海道のコメ(かつてのやっかいどう米)がうまくなった」と言ったそうです。本人はお得意のウケ狙いだったのかもしれませんが、地球温暖化を肯定して、農業関係者の努力を踏みにじります。百歩譲ってウケねらいだとしても。表に出ちゃいけない発言です。この手の発言を繰り返しながらも、なぜこんなやつがのさばり続けられるのか、情けない。私たち、どんだけ舐められてるのか。 麻生は論外ですが、人の考えは、みんな違ってみんな良い。たとえ真反対な意見でも、その人がそれを言う自由を、全力で支持することに揺らぎはありません。ブラインドの猫の影がかわいいか怖いかで、友情にひびが入ることはりません。でも、思想・信条が同じであるとか近いとかだと、安心して話せるものです。
 前にちょっとだけ紹介した、森達也さんの「『自分の子どもが殺されても同じことが言えるのか』と叫ぶ人に訊きたい〜正義という共同幻想がもたらす本当の危機〜」の感想を少し。息子の家のトイレに置いてあって、ちょっと手に取って、すぐに、これは私の考えとほぼ一致していて、安心して読める本だと直感しました。感想と言っても、細かく書くと何日もかかりそうなので、特に「私も同感」とうなずいた項目を箇条書きにします。
@スリッパを重ねる意味:私も重ねたスリッパは汚いと思い、履くことができません。そういう場所に行く時は、持って行きます。
A原子力神話:鉄腕アトムやドラえもんのエネルギーは原子力、高校の授業でも、原子力はすばらしいのかもしれないと思っていました。
B裁判員制度はプロの領域の判断を市民に押し付けている:そうだ。それに、容疑者の顔と名前を出すのもおかしいし、殺人報道が多すぎる。
C組織共同体には暴走させるメカニズムがある:連合赤軍とオウム。連合赤軍で処刑された人はいないんですって。後に彼らは事件と向き合い続けているのだそうです
D国歌に救われた命より殺された命のほうがはるかに多い:そうだ、国家って何なのだろう。
E日米同盟という言い方はいつから:私もずっと不思議だったのです。地下鉄サリンの翌年ねらったように使われ始めたのだそうです。
F拉致問題は進展していない:北朝鮮は間違っていますが、蓮池さんたちが帰って来た時、日本は約束を破りました。破っておいて、家族会は強硬な態度をとるよう要求しました。私はハラハラしました。蓮池さんは後に家族会や世論には、異論を許さない空気があると言ったそうです。
 まだまだあるのですが、とても面白い本であることを書いて、今日の所はこの辺で。

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