ひろひろ48

ダウン症の子を養子縁組 

2021年08月29日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

日曜の新聞の一面記事に、他に大きな事件もなかったこともあるかもだけど、東京新聞は、訴えたいことをよく一面に掲載する。
うわべの慈善じゃなく、こころの底からの愛を感じたので、紹介させてもらいます。ぜひ、読んで共感くださると、うれしいです。
私たちの幸せ:
長女りおちゃん(5つ)が小川琢也さん(48)美樹さん(48)夫妻のもとにやってきたのは2016年1月。清吾4ヶ月だった。望まない出産をした生みの親から子供が欲しい育ての親に託され、戸籍上も実の親子になる特別養子縁組で迎え入れた。
養子縁組をする子供は選べない。けれども、あえて「ダウン症の子を」と斡旋団体に希望を伝えた。すると「珍しい」と驚かれ、とんとん拍子に話が進んだ。娘が覚えやすいように平仮名二文字の名前を付けた。今ではピアノの発表会に登壇したり、ファッションモデルに挑戦したりする活発な女の子に育った。
ダウン症の子を望んだのはつらい体験があったから。美樹さんは15年7月、長男の麦ちゃんを産んだ。ダウン症でいくつも合併症があった。新生児集中治療室で多くの管につながれ、抱くこともできなかった。医師は1カ月もたないと告げた。それでも「指を握り返してくれたり、笑ったような表情を見せたりして成長しているようで本当にいとおしかった」と琢也さん。
エコー検査で胎児の異常がみつかり、羊水検査をしたらダウン症だった。どんな備えが必要になるかネットで調べる中で、中絶を選ぶ人の多さを悲しみ、掲示板の心無い書き込みに苦しんだ。琢也さんは「世の中は障害イコール絶望という刷り込みがされている。子供に障害があっても幸せという家族はたくさんいるのに・・。りおの生みの親には、中絶しないで産んでくれてありがとうという感謝の気持ちでいっぱい」
生後3カ月で天国へ旅立った麦ちゃんが、娘との縁を結んでくれたのかもしれない。来春、りおちゃんは小学校に上がる。日常にどんな彩を添えてくれるか両親は楽しみにしている。
「ダウン症の子を」希望の養子縁組:
ダウン症候群などの障害がある子供たちを撮り続けているフォトグラファー葛谷舞子さん(44)が9月、東京都内で写真展「Life〜笑顔のカケラ」を開く。親子のポートレート作品に込められた家族の物語を紹介する。(大西隆)
<引用以上>

ダウン症は合併症を持つことも多く、成長に伴って、何度も手術が必要になります。いつのころからだろう、政治家が「役に立つ人間」とか「役に立たない人間」とか言い出したのは。明治以降からかな??切り捨てる社会でなく、共生できる社会がいい。



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役に立つかどうか

ジューンさん

初めまして。役に立つかどうかで切り捨てられると、歳を取るのも不安になりますね。いろいろな人が、お互いを認めて共生できる社会になると良いですね。私も以前は東京新聞を購読していました。

2021/08/29 20:30:53

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