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連続殺人鬼の秘密を暴く少年の物語、期待大で映画館へ・・・ 

2021年08月29日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


映画「クローブヒッチ・キラー」の最初の日本公開は今年の6月、その時に見逃していたので、池袋の文芸座で上映しているのがわかった先週に、喜び勇んで映画館に向かった。● 家族の視点からやってみたら監督は、この映画を製作したきっかけをこのように語っている。『ずっと連続殺人犯の研究をしてきたんだ。だから彼らに関する映画を作りたかった。でも“人間”としてのシリアルキラーは嫌いだから、主人公にはしたくなかったんだよね。不健全な映画だろ? そういうのは。だから家族の視点からやってみたらどうかなって思ったのさ。』確かに、現実の例でも親が殺人で逮捕されてしまった場合、大きなプレッシャーを背負った人生を歩ことになってしまう。子供は精神的なショックと外部からの言葉の暴力を浴び、社会からもはじかれてしまう。その物語の主人公・16才の少年タイラーの家族は、クリスチャンの家庭で、毎日お祈りを欠かさない。少年がすんでいるところは、ケンタッキー州クラークスビルという小さな町だが、10年以上前に10人の女性が殺害されたクローブヒッチ(巻き結び)・キラー殺人事件が発生した場所でもある。テイラーの自分の父親がシリアルキラーかもしれないという疑惑に焦点を合わせ、家族や友人との交流も描いている。家の地下や小屋から、父親の秘密の趣味をみつけてしまう展開も、スリリング。かつ女性との別れと新たな出会いとテンポよく物語は進んでいく。そしてラストの連続殺人犯との対立という、クライマックスへ。● エッチな写真一枚で批評はおおむね好評で、視聴者のコメントを読んでも文句を言っている人は少ない。但しぼくはこの映画、納得のいかない部分が大きく三点ある。冒頭に主人公・タイラーは、学校の女子生徒と父親のトラックの中にいる。女性のほうが積極的で抱き合うその直前に、女性が一枚の写真を見つける。それは女性が紐で縛られている一枚のボンテージ写真。そこから女性は急に態度が冷たくなる。翌日の学校、そこでは彼は彼女からも友人からも変態呼ばわりされてしまう。これって、キリスト教の影響が強い町での事とはいえ、極端すぎると思うがどうなのだろう?今時、SM的なエッチな写真一枚でみんなの除け者になるほど変態呼ばわりされるだろうか?性に興味深々である年頃に、写真一枚で異端者扱いは、逆に気味が悪く歪んだ非人間的な集団に見えてしまう。それこそ、ホラー映画だ。次に疑問は、ラスト間際で連続殺人鬼がスーパーで狙いを定めた女性。あまりに太った普通のおばちゃんすぎて、正直、心が覚めてしまった。それまで、犠牲になったひとの顔写真が一部出てくるのだが、けっこう可愛い女性もいたので、そのおばちゃんを選択した基準がまったくぼくには伝わらない。そして、ラスト。詳しく書けば、ネタばれになってしまうので書かないが、『最後の犠牲者の存在が・・・・・・彼女が発言できる存在であることが見事に消されていませんか?』という決定的なストリーの欠陥がある。でも、その欠陥について書かれた感想がほとんど見当たらないので、他の人にはあまり気にならない事なのかもしれない。この三つの疑問を除けば緊張感もあり、楽しめた作品だ。結論としては今一歩の惜しい映画だった。参照:映画『クローブヒッチ・キラー』あのスティーヴン・キングよりコメントが到着!!  

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