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クレイジーだ!と、最初断った「ブラック・ウィドウ」 

2021年08月21日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


「ブラック・ウィドウ」 2021年 アメリカ 原題:Black Widow『アベンジャーズ』シリーズのキャラクター・ソロ作品であるケイト・ショートランド監督の「ブラック・ウィドウ」を見た。しかしぼくはマーベルコミックスの『アベンジャーズ』シリーズは、避けていた。主役級の俳優があまりに出過ぎて画面的にうるさい感じがしていたから。今回は、その中の1人・ブラック・ウィドウに焦点を絞る内容になっているので、映画館に足を運んだ。『アベンジャーズ』シリーズは2012年に最初の作品が作られている。その作品は、2017年エンパイア誌の投票で、史上最高の映画100本のうちの1本として取り上げられている。今回のブラック・ウィドウは「アベンジャーズ」シリーズにおける“最後のエピソード”と位置づけられる作品だ。● 70人以上の監督候補との面会ケイト・ショートランド監督は、女性問題などをテーマ―に女性を主人公にした映画を描いてきた監督で最初にオファーが来たときは、監督自身が「なぜ彼らは私にオファーしたのかわからない。クレイジーだ」と、断ったという。社会問題をテーマ―に撮ってきた監督にスーパーヒーロー物では、さすがに違和感を持ったのだろう。しかし、主人公を演じたスカーレット・ヨハンソンに説得されることで、映画に参加することになった。実はマーベル・スタジオは70人以上の監督候補との面会を経て、女性監督のケイト・ショートランドを抜擢している。ショートランド監督との面会を通じ、ヨハンソンが彼女を気に入ったことから決定したいう。スカーレット・ヨハンソンと監督は現在はとても親しくなっているとのこと。監督は相思相愛になったエピソードを明かしている。「彼女は私の映画がどれだけ好きかを教えてくれました。それから私は彼女の演技がどれだけ好きかを話しました。それはまるで求愛です。そのあとも好きな音楽トップ20や好きな映画トップ20、好きなものトップ20をお互いに送りました。」映画評論家の町山智浩氏は、「この『ブラック・ウィドウ』は大傑作でした!これ、すごいよかったです。これね、マーベルの映画でスーパーヒーロー物だから。アメコミだし関係ねえやと思っている人も見た方がいいです。特に女性は見た方がいいです。」と、大絶賛。映画は、実の家族ではなくロシアのスパイ同志が仮の家族で構成されている一家の物語を描いている。それぞれは、アメリカの機密を盗むためにアメリカ人としてアメリカに潜入している偽装家族と言える。ブラック・ウィドウは実際には部隊名で、ロシア政府が世界中から少女を拉致・誘拐してきて、レッドルームという名の養成所で殺人術を教えて、殺人マシーンに育て上げている。町山智浩氏曰く、「早い話が、美少女殺人部隊なんですよ。だから個人的には「殺しのAKB」と呼んでいるんですけども(笑)。」そして、自分たちが洗脳されたスパイ組織・レッドルームを破壊することに家族が力を合わせる。映画で2ヵ所、ぼくの好きなシーンがある。一度、バラバラに活動していた、姉・ナターシャを演じるスカーレット・ヨハンソンと妹・エレーナ演じるフローレンス・ピューが出会うや否や二人の大格闘が始まる。そこの格闘シーンが迫力があり魅せてくれる。特に、妹を演じたフローレンス・ピューは不思議な魅力をもっていて、しかしどこかで観た女優だと思ったが思いだせなかった。後で調べて驚いた。「ミッドナイトサマー」の主役を演じた女優だった。ホラー映画の傑作「ミッドナイトサマー」の主役の女性は、うまい女優だとは思ったが、彼女自身にそれほど魅力を感じなかった。今回のブラック・ウィドウでの彼女を見て、役によってこんなにも魅力的に印象が変わることに驚かされた。それと、ナターシャとエレーナと父親の3人で、母親のいる農場へ尋ねる場面がある。母親は豚を飼っている。ぼくはそのとき、映画の今までのトーンから少しずれた『牧歌的な光景だな』と思って少し癒されていた。しかし、実体は違っていた。そこの意外な『豚を飼っている理由』にぼくは目を覚まされた。● ウォルト・ディズニーを提訴ニュースにもなった事だけれど、この作品は劇場配信とは別にディズニーがディズニープラスで有料配信している。パンデミックは少なくとも短期間、映画が公開、消費される方法を変更した。2020年、ディズニーとその他のスタジオは、映画をいきなりストリーミングで公開する方法を選んだ。それに対してスカーレット・ヨハンソンが、マーベルを傘下に持つウォルト・ディズニーを提訴している。ディズニーがストリーミング配信したことは契約違反だと訴えた。このストリーミング配信分についてはヨハンソンの出演料に考慮されておらず、ヨハンソンの代理人は配信決定時にディズニーに出演料についての話し合いを打診したが、ディズニーからの返答はなかったという。『しかし、足を運べる地域に上映している映画館がない場合や、映画館が閉鎖していた場合は別として、このスぺクタルなスーパーヒーロー物はストリーミング配信ではなく、映画館で観てこそ味わえる面白さではないのだろうか。』と、ぼくは思ってしまうが。ヨハンソン氏の弁護士は、次のように述べている。「ディズニーが『ブラック・ウィドウ』のような映画をDisney+に直接公開して会員を増やし株価を上げようとしていることは公然の秘密だ。同社は新型コロナウイルスを口実に、その後ろに隠れてそれを行っているが、映画の成功の主因であるアーティストとの契約を無視し、その近視眼的な戦略を推し進めることは、彼らの人権を犯すことでもあり、それを法廷で証明しなければなりません。」ディズニーは以下のように反論。「この訴訟は、新型コロナウイルスによるパンデミックの、恐ろしくまた長期にわたるグローバルな影響に対する思いやりのない無視であり、そのために特別に悲しくまた痛ましいものであります。彼女がこれまでに受領した2000万ドル(約22億円)に加えて、さらなる報酬獲得能力を大きく強化するものであり、訴訟に値する被害は何1つありません。」その後の展開はどうなったのだろう。参照:スカーレット・ヨハンソン、「ブラック・ウィドウ」公開契約めぐりディズニーを提訴    ケイト・ショートランド監督、当初は『ブラックウィドウ』制作を断っていた 

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