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むぅびぃ・とりっぷ
「幸せそうにしている人間が憎い」小田急線無差別刺傷事件
2021年08月18日
テーマ:テーマ無し
「自分はくそみたいな人生。不幸は周りの人のせい」職業不詳・対馬悠介容疑者(36)は8月6日、東京都を走行中の小田急線で乗客10名を牛刀で切り付け、女子大学生(20)への殺人未遂容疑で逮捕された。その容疑者が供述したのが、冒頭の言葉。ここから伺えられるのは、全て人のせいにして自分で自分を庇っている姿だ。『くそみたいな人生にしたのは、自分の辿ってきた半生と自分の人生に対する姿勢と選択の結果』とは、実は対馬悠介・自身が一番わかっていてもそこは目をつぶろうとしているのか?また、「逃げ惑う姿を見て満足したが、これだけやったのに1人も殺せなくて残念」とも供述している。この歪んだ支配力は、他者に苦しみを与え、命を奪うことができる自分に酔っているように聞こえてくる。● 無差別殺人に計画を変更「事件直前、容疑者は食料品店で万引きを行い、女性店員に通報されていました。店員を恨んだ容疑者は殺害を決意。しかし店が閉まる時間だったため、電車での無差別殺人に計画を変更しました」(全国紙社会部記者)狙われた20代の女子大生は重傷を負った。「さらに容疑者は大量殺人を企て、電車内にサラダ油を撒いてライターで火をつけようとしましたが、燃えることはありませんでした」(同・前)容疑者は警察の調べに対し、女性に対する強い憎悪を口にしている。「6年くらい前から、幸せそうな女性を見ると殺してやりたいと思っていた」「(殺すのは)誰でもよかったので、勝ち組っぽい女性を狙った」と供述している。「大学のサークルや出会い系サイトで知り合った女性にバカにされて生きてきた」「幸せそうなカップルがたくさん歩いている渋谷のスクランブル交差点を爆破しようと計画していた」「俺は昔から人にバカにされてきた不幸な人間。幸せそうにしている人間が憎い」● 俺はナンパ師だ捜査関係者によると、対馬容疑者は幼少期を世田谷区内で過ごし、都内の高校を卒業。中央大理工学部に進学。このころから徐々に、容疑者の生活に“異変”が現れる。友人によると、「大学では周囲に“俺はナンパ師だ”などと自慢げに語り、手あたり次第に女性に手を出していましたね」「大学時代に友達数人でイタリア旅行に行ったことがあるんです。そして、ツッシーは海外でもナンパを……」前出の友人はあきれた様子で語る。「現地で女性をナンパしようということになったのですが、“さすがに現地の女性を落とすのは厳しいだろう”ということで、日本人観光客の女性に声をかけていました。ホテルのロビーで執拗につけ回したり、ロック・オンした女性の部屋をノックしたり……」(前出・友人)ひたすらナンパに明け暮れた大学生活だったが、やがて大学生活自体に興味をなくしたのか・・・・・・・「何があったのかわかりませんが、突然、大学をやめてしまったんです。大学時代には交際していた女性もいましたが、3年生くらいのときにフラれてしまった」(大学時代を知る別の友人)程なくして周囲の友人とは音信不通に。大学を中退した容疑者は、派遣会社を転々としたり、コンビニやパン工場などで働いたがいずれも長続きせず、「人間関係が嫌になり辞めてしまった」と話したという。大学をやめた事、自分の気に入る職業に就けなかったことが徐々に女性への憎悪に向けられていったのか?一部では容疑者が生活保護を受けていたという報道もあるが、36歳で、外見的には健康そうな男性が、そう簡単には生活保護を受けられないので、何らかの医療行為を受けていた可能性もある。● 刑の相場は懲役5〜7年無差別殺人未遂という、社会を不安に突き落とした身勝手な犯行。今後、どれほどの罪を背負うことになるのか。元検事でフォートレス法律事務所の田中良弁護士が答える。「今回、容疑者は殺人未遂で逮捕されています。一般的に殺人未遂での刑の相場は、懲役5〜7年ほど。しかし、今回の事件はもっと重い罪を下されるかもしれません」(以下、田中弁護士)その理由とは。「容疑者には酌量の余地がなく、被害者にも落ち度がない。さらに逃げ場のない公共機関での犯行であり、社会的影響力の高さからしても、負うべき責任は重いと言えるでしょう」今後、殺人未遂として起訴される際の被害者の数とそれぞれの怪我の程度が量刑を決めるポイントになるという。「重傷を負った20代女性の件は起訴されるでしょうが、その他の被害者が負った被害について、何人分が起訴されるか。怪我の程度にもよりますが、かすり傷程度の場合は、検察が起訴しないケースもあります」容疑者は二十代前半まで普通に生活をしていたが突然、社会から脱落しており、「“スクランブル交差点を爆破する”と供述するなど、言っていることもまともではありません。もしかしたら、妄想型の統合失調症の症状があったのではないか」刑法では精神に異常のある者は無罪もしくは減刑にすると定めており、より早く、容疑者が「野に放たれる」可能性もあるとのこと。
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