ひろひろ48

会話助ける透明な壁 

2021年08月15日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

世界の十大発明は、車輪とか、紙、火薬、羅針盤とか、だったかな? 科学は、技術は、人間の生活を便利にし、豊かにしてきた面もあるかな。反面、地球を壊すくらい、人新世と言われるくらいに大きくなり過ぎてるのかもしれない。
人間は、助けあって共に生きる様に社会をつくってきたし、技術がそういう社会をさらに良くするためになっている。少し前の新聞で、話した言葉が目の前で字幕で見えるようにするシステムが開発された記事があった。このコロナ禍で、マスクのため口の動きが見えなくなり、聴覚障害の人が困っていることが、ニュースなどで何度か報道された。その助けになるシステムが、筑波大チームが開発したそうだ。その記事から:

「会話助ける透明な壁」
話した言葉が目の前の透明ディスプレーにリアルタイムで表示される。聴覚障害者とのコミュニケーションを円滑にしようと、筑波大の学生らが新たな字幕システムを開発した。新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、マスク越の会話は一般の人にとっても不便だが、字幕があれば助かる。茨城県つくば市は市役所の窓口にディスプレーを設置する予定だ。(林容史)
シースルーキャプションズと名付けられたシステムを開発したのは、筑波大のデジタルネイチャー研究室の大学院生と学部生の計5人。
話し手がマイクに向かって言葉を発すると、自動的に音声を認識し、目の前に設置したB5判ほどの透明ディスプレーに話した内容が映画の字幕のように表示される。手話ができなくても、聴覚障害者との会話が可能だ。一方、聴覚障害者は、相手がマスクをすると口元の動きが読み取れないが、透明ディスプレーなら表情や身ぶりも確認でき、字幕と合わせて意思疎通が図りやすい。字幕によって多くの人たちに同時に伝えることもできる。英語や中国語など外国語にも翻訳可能だ。
話し相手側にも同じ文章が表示され、システムの誤認識を即座に訂正できる。
もともとは、聴覚障害者との」コミュニケーションを念頭に置いていた。開発者の一人で筑波大大学院情報学学位プログラム博士後期課程の鈴木一平さん(24)は「目の前の空間に文字を出せば、耳の聞こえない人とコミュニケーションしやすいのでは」と発想し、研究室で今年1月から取り組んできた。
6月5,6の両日、日本科学未来館でシステムの実証実験に挑んだ。総合案内に透明ディスプレーを設置して来場者に対応したほか、館内を案内する科学コミュニケーターが、小型ディスプレーを手に展示物について解説した。聴覚障害者のグループも10組ほどがツアーに参加し、システムについて感想を寄せた。自身も聞こえない筑波大大学院図書館情報メディア研究科博士後期課程の設楽明寿さん(26)は「当初はコンビニの接客や窓口の案内など、一対一の場面で使うことを想定していた」と振り返る。実証実験を通して「いろいろなコメントをもらい、考えてもいなかった使い道があると感じた」と手応えを話す。
つくば市は7月中にも市役所一階の総合案内窓口に透明ディスプレーを設置し、利用者とのコミュニケーションに役立てる。森祐介政策イノベーション部長は「聴覚障害者だけでなく、(飛沫防止の)アクリル板越しの声は聞こえにくい。会話を補助するツールとして有効だ」と期待する。
<引用以上>

文字起こしして、表示できるなら、いろんな用途が考えられるかな。いろんな形で、コミュニケーションがより図れることは、すばらしい。



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