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吾喰楽家の食卓

コロナ禍の13回忌法要 

2021年08月02日 ナビトモブログ記事
テーマ:生活

今日は、妻の祥月命日である。
昨日の日曜日、鶴見にある菩提寺で、13回忌法要を営んだ。
葬儀などは別として、今回ほど頭を悩ませたことはない。
考えられる限り、コロナ感染のリスクが少ない方法を考えた。

コロナ禍を理由に、法要を中止するのが、最も安全なのは間違いない。
中止しても、誰からも苦情は出ないだろう。
しかし、自分が施主として行う最後の法要かもしれないと思うと、中止は選択肢に無かった。
参列者を二親等に絞り、甥と姪を省いて人数を抑えた。

6月中旬、法要の日時を8月1日(日)午前11時に決め、菩提寺へ申し込んだ。
法要を行うのは、従来の旧本堂ではなく、数百人が入れる部屋に変更されていた。
法要が済んだ後、会食を如何するか決めるのに悩んだ。
結局、今までに何度も利用している、寺の近くにある日本料理の店を予約した。

法要の二日前、二人居る義妹の一人から、電話があった。
日頃はラインで遣り取りしているので、不吉な予感がした。
連れ合いが入院するので、法要には参列するが、会食は遠慮したいと言う。
深刻ではないとはいえ、手術するのだから、無理強いは出来ない。

二人分だけ、お持ち帰り料理に替えて貰おうと、店に電話をしたことで、事態が変わった。
キャンセルが可能だったので、十一人全員を変更した。
現在、神奈川県は、時間に関わらず飲食店での飲酒を禁止している。
それなら、料理を持ち帰って頂き、自宅で食べて貰った方が、より安全なのは言うまでもない。

息子の家で、家族四人の遅い昼餉を食べた。
孫は高校三年生なので、卒業後の進路が話題の中心になった。
容姿だけでなく、性格も息子に似ている。
苦労が絶えないようだけど、親子のコミュニケーションは取れているらしいので、その点は安心した。

   *****

写真
2021年8月1日(日)の昼餉

御礼
「相変わらず手抜きの食卓」に、拍手を有り難う御座います。この場を借りて御礼申し上げます。



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