メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

たかが一人、されど一人

平和の不思議 

2021年07月15日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

日本は世界平和のための祭典を行うと関係者は得意になっているが、乏しい知識の中で世界平和を考えると、心配なのはアフガニスタンのこと。アメリカのダブルスタンダードや無責任は今に始まったことではないが、アフガニスタンの責任放棄はあまりに酷い。人口が3000万人程度の国とは聞くが、その国民が現在置かれている状況を想像するうと空恐ろしくなる。アフガニスタンは破壊されたバーミヤンの大仏で分かるように、歴史的には古い国(地方、地域のほうが正しいかも)らしいが、観光に行った人も余り聞いたこともなく不思議な国だ。知っているのは地元の人からも尊敬されていた中村哲医師が何者かの襲撃で亡くなったことと、アメリカ以前にはソ連にも侵攻されたが、撃退したのかどうかはっきりしないが、ソ連も結局は撤退している。あとは東南アジアの三角地帯と並んで麻薬の原料である芥子の世界最大の産地であり、国家経済の重要要素に位置づけられているからややこしい。当然ながら民族的にも多様で国家の中に多数の国家が存在する形で部族集団が群雄割拠してるに違いあるまい。報道では政府対タリバーン勢力と2項対立の単純図式で語られるが、とてもそんな単純なものではないだろう。映画のネタには事欠かない国であるのも事実だ。アメリカがこの国を戦争相手国にしたのは、言うまでもないが、当時の政府が2000年9月11日のアメリカ同時多発テロの首謀者ビンラディンを匿っていると認定したからだ。しかしその彼が最終的に発見されて、アメリカ軍によって殺害されたのはパキスタン国内。それでもアメリカ軍がアフガニスタンから撤収できなかった理由は、よく分からない。アメリカの政府高官は他国の人権侵害を口を極めて非難するが、戦争ほどの人権侵害は他に無いとされている。故にこれもアメリカのダブルスタンダードの典型とも言える。しかも戦争は一旦始めると止めることが難しい複雑な現象のようだ。日本も最近は南シナ海とか台湾海峡とか、日本と遠く離れた場所でアメリカの戦争に協力する姿勢を隠そうともしないが、いい加減に考え治すべきだと思う。人類は人間同士の殺し合いをやめて、世界平和を実現を実現することは不可能と思っているのだろうか?逆に考えれば無用な人間を皆殺しにすることで、自分たちに安寧が齎されるとでも思っているのだろうか?考え出すと分からなくなる。今現在の自分にはコロナという少しの不安要素はあるが、ある意味で平和の真っ只中にいる。しかし、世界平和の祭典と宣伝されているオリンピックを観戦して楽しむ気にはなれない。 

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR





掲載されている画像

    もっと見る

上部へ