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たかが一人、されど一人

政策吟味の仕方 

2021年07月16日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 新型コロナのパンデミックがいつ収束するのか見通しが難しそうだ。ワクチンが最強の対抗手段であると思うが、困ったことにこの接種を拒否する人がどこの国にもいるようで、ワクチン先進国の英国やアメリカでも新規感染者が大幅に増加傾向にある。具体的には英国、5月19日に新規感染者が一旦822人迄減ったのに7月12日には3万6千人を超えてしまった。アメリカにしても似たようなもの。数字の規模は少し小さいがイスラエルでさえ傾向としては同様だ。人類の側での防御策で完璧が期し難いとなると、相手のウィルスはそこら中に蔓延してる筈だから永遠にいたちごっこになるのかと心配になる。東京では現在4回目の緊急事態宣言が発せられてる中で、新規感染者は現在第5波の上昇中にある。科学者たちの言うことには4週間後8月11日頃には1週間平均が2400人に達するらしい。8月半ば田舎の旧盆だが、今年もまた孫たちが祖父さん祖母さん達と合う楽しみが出来なくなるだろう。2度あることは3度あるの例えは知っているが、5度あることは6度も7度もあったのでは堪らない。なんとかして欲しいが、国のリーダー達は相変わらず呑気なもので、ワクチン接種のスピードを上げますの一点張り。こんな言い訳が通用するのは、対策が遅れている故のメリットかも知れないなんて皮肉に考えたくなる。文藝春秋8月号を読んでいたら、日本の政策責任者は余りにも現場を知らなすぎる、との寄稿が多い。ならば、欧米の指導者たちが現場をよく知ってるかと想像してみた。どう考えても彼等とて日本の指導者以上に忙しい筈、医療現場や街中の飲食店街を1軒1軒覗き込んだりしないだろう。ではどこが違うのか、欧米の諸氏は現場を一々見なくても、色々あることを常に念頭に置いてると思う。飲食店を例に取れば、個人経営の店と大規模経営の店の2通りに大別して制作決定するなんてことは無い筈だ。政策決定に関する吟味の仕方が異なっているのだろう。医療現場にしても、只でさえ経営形態の違いが大きい業界だと思うが、これも十把一絡げ。これで迅速な対応が出来ると考えている日本のトップ。その杜撰さは驚くべきものだ。コロナ対策担当西村康稔大臣が発した、言いつけを遵守しない居酒屋に対する懲罰的な措置の依頼文書、宛先は酒類の販売店であったり金融取引先であったりするように自治体担当者に依頼している。これが問題になって謝罪に至っているが、似たような謝罪はワクチン担当の河野太郎氏とか田村憲久厚労相にも起きている。日本の役所には稟議制度があり、一つの政策を世に出すに当たり、かなり重層的に一字一句吟味されるはずだ。これも形式化してるのだろうか?誰が書いたか分からぬ文書が多数が参加する会議の席で結果的には承認され、そのまま国民に垂れ流されている。何かが間違っている。

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