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流老記

河原にて 

2021年06月13日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

朝から曇り、で涼しいが
湿度が高くてそれほど過ごしやすくない。

久し振りに
三途の川の河原まで遊びに行った。

筑前の河原には
屋台があちこちにあり、
誰もがほろ酔い気分。

ボロをまとった奪衣婆が、
しぇからしかあ、とっとと銭ば払わんかい、
このバカちんがあ、と
叫んでいる。


甲斐の河原では
大きな鍋で芋煮を炊いていて、
みんな酒を飲んでいる、が
入れ替わり立ち代わり
土手に向かって立ちションをしているが
年寄りが多いから
キレが悪いのだろう、何度も腰を振っている。
それが横一列に並んで腰を上下に振るから
エンジンのピストンみたいな異様な光景。

小便が三途の川に流れ込んでいるそばで
川の中に膝まで入り、
どじょうすくいのように
大きな皿を振っている砂金取りもちらほら。


信濃の河原では
蕎麦屋とおやきの店が立ち並び
奪衣婆が呼び込みをやっていて
手数料を稼いでいる。


さて、
ここ横浜の河原では
護岸工事がきちっと成され
親水公園のようなものも整備され
サンローランのボロを着た奪衣婆が
ざーます言葉で渡し賃を集めている。
そしてみんなは
スマホで、ピッと決済している。

目が覚めて
やはり三途の川は横浜に限るね、と
うなずいた今朝である。



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ハナコおばさん

根無草さん

信濃の三途の川の渡し船、
船頭は猿じゃないでしょうね。

お猿の電車は聞いたことがあるけど
お猿の船頭さんは
何だか滑稽です。

2021/06/14 19:14:37

だつえば より

ハナコおばさんさん

信濃の河原では、六文銭があれば無事に三途の川を渡れるのです。
お安くしときますよ。(*^^*)
赤い旗に六文銭……。

お蕎麦とお焼きを手土産にどーどすか?

2021/06/14 15:41:00

ぐでたまさん

根無草さん

どうも博多というと
武田鉄矢が思い浮かびまして…

でも
昔々に中州へ行った頃の印象は
今も変わりましぇーん。

2021/06/14 09:05:00

こらぁ〜!

ぐでたまさん

ちょっと元気になったけんってぇ〜(爆笑)
笑わせすぎっちゃないとね〜。
今は博多は自粛中やけん アルコールは何処に行っても
出てこんとよ〜。
昼間でもビールは終了の札が出とりますけん本当につまりまっせん。
こげんして博多弁書くともやをいかんです。
今夜は一人でビール2本目ですとよ。
私はもう少し楽しか夢ば見ようと思ってもう1本ほど飲んで寝ましょうかね。
根無草さんももうちょっと楽しか夢みてね。

2021/06/13 20:15:57

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