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ひろひろ48
新聞の夕刊
2021年05月16日
テーマ:テーマ無し
いま、新聞の中でも、一番ジャーナリズムを発揮してがんばあっているのが東京新聞だと思う。その夕刊が、最近、さらに面白くなってきた。
いわゆる政治、経済、社会面よりも、文芸関連が、なかなかコアなコラム「大波小波」が面白い。もちろん、世相、政治状況などが色濃く反映されているので、読み応えがある。
この間、特に面白いのが、一面だ。朝刊とは違って、直近の事件とか、政治、経済状況がらみではなく、じっくり読める一面トップ記事?って(^^)
例えば、5月1日のトップ記事は、マルクスと資本論がこのコロナ禍で、コロナ禍だからこそか、脚光を浴びており、NHKーEテレの100分de名著で取り上げられ、斎藤幸平さんが、プレゼンターになっていた。放送後、NHKには反響の手紙が続々と届いたらしい。この斎藤幸平さんの著書、新書「人新世の「資本論」」が、何と発行部数25万部越えで(新書でずーっとベスト10に入っており、いまはもっと部数をのばしてる)編集者や書店員らが選ぶ「新書大賞2021」の大賞も取っている。
もう一つは、5月10日のトップ記事は、「進撃の巨人」諌山創さんの作のアニメについて。なんと単行本累計発行部数が世界で一億超だ。人類の宿命や絶望感を描き、混迷する現代社会を映し出す。この4月に連載が完結し、単行本34巻が6月9日に刊行される。
と、一面トップ記事が気になる夕刊です。
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