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たかが一人、されど一人

落ち目の支持率 

2021年03月19日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 昨日東京都にも出されていた緊急事態宣言の解除(実際の解除は21日)が発表された。しかしホッとしたりさっぱりした気分になれた人は少ないだろう。夕方7時はNHKニュースを観るのが習慣なので、菅首相の発表会見を30分観てしまった。首相の冒頭発言だけでも約20分。我慢して聞いたが、何が言いたいのか意味不明。毎度のことではあるが、残念ながら首相自身も自分が何を言っているのか分かっていないように思った。今のところ首相にとってコロナ対策は最重要課題のはずだが、首相の頭の中でもっと他に大事な問題があるようにしか思えない。緊急事態宣言が思惑通りにならなかったのは誰の目にも明らかだが、首相はそこを認めず、思惑通りにウィルスを抑え込むことに成功した、と得意げに演説をはじめたのだから白けた気分になった視聴者は多いと思う。芸能人の話を聞くと、これを「掴み」と言って、冒頭で相手の気持を捕まえ損ねると、演目は不成功に終わるとするらしい。長い演説は婚礼の席なんかでも嫌われる。まして他人に自分の考えを聞いてもらって同調を求める以上は、なるべく簡潔であるべきだ。昨夜の蛇かミミズか分からない大演説を聞いて納得出来た人は居ないだろう。来週からの行動を変えようと思った人の大部分は「よし、これで久ぶりに会社に行ける」とか「学校にも行けそう」とか「友達にも会えそうだ」が殆どで、感染防止に役立ちそうな行動を思いついた人は居ないだろう。地方では早速Go-Toキャンペーンの再開を望む声が上がっているとのこと。昨日は池袋地下街で和服を着た卒業式帰りの若い女性を数人目にしたが、晴れて卒業式を迎えられそうと喜んでいる若い人も多いだろう。そんな世相がウィルスの感染に与える影響は2週間後の4月の頭から出始めるが、吉と出るとは考えにくい。来週にはオリンピックの聖火リレーがスタートする予定と聞いていたが、本当にスタートできるのだろうか?少なくとも聖火が最終的に灯される聖火台は未だどこに設置されるかも決まっていない。開会式の総合プロデューサーが辞任なんて報道もあるが、オリンピック開催が正式決定になるのは一体いつかだ。来週早々に関係者のリモート会議で、外国人観客の入場制限が決まるとの報道もあるが、日本の国体に外国の選手だけ招いてオリンピックと言えるのだろうか。菅首相の頭の中は自分の支持率のことで一杯で、あらゆる意思決定は支持率を上げるために行われていると言われている。当面はオリンピック開催に目鼻を付けて、来月初旬にワシントンで日米首脳会談を実現できれば、落ち目の支持率が上昇に転じるとの思いのようだが、そう上手く運ぶかどうかは分からない。

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