六十の手習い

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トラのミステリな日常

2021年03月04日ナビトモブログ記事
テーマ：テーマ無し

昨年までは、妹からの依頼でチラシを作っていました。

彼女のイメージを言ってもらって、それに沿って私が作成して行くといった方法です。

何度か、出来上がりをこのブログでも紹介したと思いますが、最近は「自分で頑張って、ワード（ワープロソフト）を使って作っている」と言う事です。

「何か困った事があったら、連絡くれれば良いので･･･」と言っておいたのですが、一昨日に連絡がありました。
「チラシの表はそれなりに作ったのだけど、裏面にカレンダーを付けたいねん」
「どんなカレンダー？」
「4月からの1年分で、毎週月曜日に体操をするので、その日が分かるように色づけをして欲しい」

早速、私なりに作成して送ってあげました（写真）

ところで･･･

「表はどんな感じなの？」と言うと、すぐさま送ってきましたが、
「数カ所、手直しすると良いよ」とアドバイスすると、
「じゃ、4日のお墓参りの帰りにでも、家によってよ」

4日は妻の月命日なので、お墓に行きます。
私が死んだら、妹家族に墓守をお願いしているので、妻と私のお墓は妹の家の近くの霊園に決めたのです。

妹の家に行くと、
「こんなのは自分でしないと覚えないので、手直しの方法を言ってくれれば自分でやるから見ていてね」

見ていると、なかなか手際が良いです。
「上手くなっているね」と言うと、
「いろいろ作っていたら楽しくなってきたので、一生懸命練習した」と言う事です。

「六十の手習いって言うけど、そんな感じやね」と私。
「私なんか、60歳を過ぎてからいろいろ覚えた事があったで。『六十の手習い』って当たり前のことや」
「じゃ、高齢化が進んでいるので、『百の手習い』に変えないとあかんな」
「まぁ、死ぬまで勉強ってことやね」と妹。

兄妹の会話って、たわいもない事ばかりです。